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従来の約70倍の解像度を目指す

フィンランド企業が人の眼レベルのVR研究に約9億円の資金調達

2017年10月16日 16時15分更新

文● みたらし/Mogura VR

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 フィンランドのVRスタートアップVarjo Technologies(ヴァーヨ・テクノロジーズ)は9月29日、EQT Venturesをはじめとした複数のファンドなどから、総額820万ドル(日本円約9.2億円)の資金調達を終了したと発表した。同社は人の眼と同程度のVRを実現するための技術を研究開発しており、より現実に近い描画のVRを実現するという。

 同社は現在発売されているヘッドセットの約70倍の解像度を目指し、VRヘッドセットのプロトタイプモデル“20/20”を開発中。「Bionic」と呼ばれる自社製ディスプレーで、企業向けヘッドセットの製造を視野に入れている。

 VarjoブランドのVR/AR/XR製品が2017年第4四半期にプロユーザーに出荷されるとしている。

VRヘッドセット「20/20」

20/20と現在発売されている従来のヘッドセットの比較

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