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MoguraVRのゲームとって出し第58回

ヘディングとは(哲学)

これ何のゲームだっけ……? 一風変わったVRヘディングゲーム「Headmaster」

2017年11月16日 17時00分更新

文● やましん/Mogura VR

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 今回紹介するのは頭でボールを弾いて的当てをするVRヘディングゲーム「Headmaster」だ。それだけ聞くとほかにもあるように思えるが、本作はステージを進めていくにつれて不思議な感覚に陥っていくという、非常に変わった雰囲気のタイトルである。

 ゲームの舞台は無人のサッカー場。プレイヤーは飛んでくるボールをヘディングし、ひたすら的に当てていく。障害物や動く的などもあるため、うまく当てるには多少の練習が必要になる。ゲームは個数制限のあるボールがなくなる前に一定のスコアを獲得すればステージクリアで、次へ進めるという仕組みになっている。

 ステージ数は非常に豊富で、VRコンテンツとしてはボリュームが多い部類に入る。順調にいけば1ステージ数分で終了するが、失敗するともう一度やり直さなくてはいけないので、その分時間がかかる。また良いスコアを残すと評価として星が貰えるが、これをコンプリートするには相応のプレイ時間が必要になる。

 ゲームを進めていくと、やがてサッカー場ではないステージも登場する。ボールもサッカーボールではなくなっていつの間にかボウリングの球になっているなど、徐々に混沌とした雰囲気に。いくつものボールが固まったモノや、爆発物といったとんでもないモノが飛んでくることもまれにあるが、これらはうまく使えば非常に役立つ。

 最終ステージに近づくともはや何のゲームをしていたかわからなくなるほど。「ボールはなくてもいいのでは?」と疑問を持つようなシーンにも出くわすが、ゲームの根幹である的当てというルールはほとんど変わらない。どんな状況でもちゃんと的を探して当てていこう、とにもかくにもヘディングだ。

 本作はPlayStation VR(PSVR)にて先行販売されており、そのころから変わったゲームデザインが話題を呼んでいた。その後OculusやHTC VIVEに対応したが、こちらでも高い評価を得ている。VRヘディングゲームはほかにもリリースされているが、本作は圧倒的なステージ数や変わったギミックが多く、長時間遊んでも飽きないのはうれしい。

 ここまでの紹介からもわかるとおり、リアルなサッカーゲームが好きな人に本作はオススメしにくい。しかし一風変わったVRゲームが好きなプレイヤーや、ひたすらスコアを詰めていくことに快感を覚えるプレイヤーにはオススメのタイトルだ。

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