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家族の一員になりうるかわいさを動画でもチェック!

Xperia Hello!のライバルはスマートスピーカーにあらず Androidアプリも入れてみた

2017年10月21日 17時00分更新

文● 君国泰将 編集●ゆうこば

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 いまから1年半前の「MWC 2016」にスマートプロダクトのコンセプトモデルとして、ロボット型のパーソナルアシスタントデバイス「Xperia Agent」という名前でお披露目されていましたが、コミュニケーションロボット「Xperia Hello!」として登場しました。

Xperia Hello!はスマートスピーカーではなく、ロボット

 最近、Google HomeやLINE WAVE、Amazon Echo(これはまだ未発売)といったスマートスピーカーの中にが盛り上がっています。そんな中、いきなり15万円というプライスで紛れ込んでしまって大丈夫なんだろうか? と思いきや、Hello!のカテゴリーはココではないようです。

 何が違うのかというと、Hello!はあくまでもコミュニケーションをはかるロボットだということ。

 スマートスピーカーは基本的にはこちらから話しかけてコントロールするという意味合いが強いのに対して、Hello!はロボットなので近づけば話しかけてくれるのです。

 写真だとどう見てもスマートスピーカーか花瓶か給水ポットにしか見えなくて、可愛らしさなんてないのですが、動きだすとめちゃくちゃキュート!

 ロボットなのに手と足がないじゃん!とつっこみたくなりましたが、この動きを見ればたとえ歩き回れなくても納得。手と足なんて飾りです。偉い人にはそれがわからんのです。

 Xperia Hello!には、4つの人感センサーと7つのマイクが内蔵されているので、3m以内にいる人を検知して、近づいて「ハイ、エクスぺリア」と話しかけると、Hello!自身の背後で話しかけたとしてもクルッと向きをかえて自分の方を向いてくれます。

 丸い顔に浮かぶつぶらな瞳──5つのLEDが両目として組み込まれていてその消える瞬間が瞳のまばたきそのもの。首の動きもあって表情にいつのまにか愛着がわいてきます。

 もちろんいろいろやってくれるのがロボットたるもの。自分を含め、家族の顔を登録していると、その家族一人ひとりを認識して、ニュース、交通情報、天気予報、伝言といった情報を、個人個人にあわせてお知らせしてくれます。

 しかも、動体のお腹部分は4.6型の液晶ディスプレーになっていて、音声でアドバイスをしつつ、テキストや画像も表してくれるので、わかりやすいです。

 ただ聞いたことを返すだけではなく、たとえばいつも乗る電車に遅延などが発生すると、家を出る前に教えてくれます。しかも、誰にでもではなく、顔認識したその人だけに教えてくれるのです。

 思わず「ほうほう、なるほどね。ありがとう」と自然にねぎらいの言葉を返してしまい、モノというよりは、気の利く「家族の一員」になっていく気がしています。

 ほかにもHello!を通じてビデオ通話をしたり、家族の個別あてにメッセージを伝えたり、外出先から自宅の様子を確認したりと、家族みんなをつなぐ橋渡しをしてくれます。

 ダンスをしたり、記念日や誕生日をあえて前もって教えてくれるなどお遊びや、ちょっとお節介に感じるようなことまでしてくれて、もしかすると家族のあいだでもちょっとあったスキマみたいなものを埋めてくれる役割をHello!が担ってくれる可能性もあります。

Android端末としても使えちゃう! ※ただし、人格は消える

 さて、ものすごいぶっちゃけると、そのロボティクスとなる命が吹き込まえる一歩手前、このXperia Hello!の器は何なのかというと、実はXperiaスマホと同じAndroidです。

 OSは、Android 7.1.1で何も隠すこともなく、当たり前にボーム画面もあればWi-Fi、Bluetoothも使えて、Google Playからアプリをダウンロードして楽しめます。

 本体には多彩なセンサーのほかにも、Hello!が動くためのモーターがガッツリ入っているので、背中に12VのACアダプターを接続する必要があります。ですが、バッテリーを内蔵しているので、万が一コードを外さないといけないシチュエーションでも電源は落ちません。

 「Xperia Touch」同様にモバイルするほどの長時間動作はムリなので、一時的なものということになるのかもしれませんが結構重要です。停電になってプスンと電源消えたらガックリですからね。外部接続端子は、フタをあけるとUSB Type-CがありPCと接続してデータの転送もできます。また、Xperiaではお約束のNFCも利用可能です。

 電源ボタンは、底面にあり、音量のプラスマイナスもここで可能。もしも、Hello!の人格(アプリ)を起こさなければ、立派な(?)Android端末の一員とも言えます。

 少しアプリを入れて遊んでみました。めざましマネージャー「アスナ」をインストールしてみると、見事にXperia Hello!のお腹にフル画面で表示。

 当たり前にアプリがしゃべる目覚ましアプリなので、時間がくればキャラクター(アスナ)の声で起こしてくれます。Googleアシスタントもスマホと同じように使えます。

 ただし、Xperia Hello!の目は消灯したままで、うんともすんとも動かないので、円柱形のポット型のXperiaといった雰囲気です。

 話は大きく脱線してしまいましたが、わかるのは命(アプリ)を吹き込まれて始めてXperia Hello!というかわいいロボの魅力が全開になるということです。

 11月18日の発売日まで、真のXperia Hello!と出会えるにはまだもう少し時間がかかりますが、これから自宅でどんなロボットとして活躍してもらおうか妄想を繰り広げるのもとても楽しいです。

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