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高品位なIPSパネルを採用

ビデオ会議や顔認証も対応! デル23.8型ディスプレー「P2418HZ」の使い勝手をチェック

2017年04月14日 09時00分更新

文● 山口優 編集●八尋/ASCII

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「P2418HZ」

 デルからビジネス向け液晶ディスプレー「Dell プロフェッショナル」シリーズ新製品として、23.8型の「P2418HZ」が登場した。本体にカメラやマイク、スピーカーを搭載しており、ビデオ会議や顔認証などに利用できるのが大きな特徴。今回、その実機を試すことができたので、基本性能や実際の使い勝手を2回にわたって紹介していこう。

高品位なIPSパネルを採用

 P2418HZは、23.8型のフルHD(1920×1080ドット)液晶パネルを搭載したパソコン用外付けディスプレーだ。ビジネス向けの製品ということもあってか、映り込みの少ないアンチグレア(非光沢)パネルが採用されており、明るい照明下でも表示内容が見やすく作業に集中しやすいのが特徴となっている。

色再現性や階調表現力が高く、高品位な表示が可能だった

 パネル方式はIPSで、視野角は上下左右178度と広く、斜めから画面を見ても色やコントラストの変化はほとんど感じられない。色再現性や階調表現力も高く、微妙な明度や色相の差も見分けやすかった。ちなみに、P2418HZのコントラスト比は1000:1(ダイナミックコントラスト比は800万:1)で最近の液晶ディスプレーとしては標準的なスペックだが、黒の締まりが良くメリハリがあり、奥行きの感じられる表示が可能だった。

 中間階調の応答速度は6msと、なかなか良好な数値。実際にテロップがスクロールする映像などを試してみたが、多少残像感はあるものの十分見やすくあまり気にならないレベルだった。本製品はOSDで応答時間を「通常」と「高速」に切り替えられるが(デフォルトは「通常」)、「高速」にしても若干残像感が緩和されたかな? という程度で大きくは変わらない。ビジネス用途なら「通常」のままでもよさそうだ。

OSDで応答時間を「通常」と「高速」に切り替えられる

 このほか、OSDでは輝度やコントラスト、色味の設定などが行なえる。一部の機能は製品添付のドライバーディスクに収録されている「Dell Display Manager」というユーティリティーを使うことでも設定可能。Dell Display Managerにはスクリーンセーバーが有効になった時に画面の明るさを低減する「PowerNap」や、ウインドウレイアウトを選択できる「Easy Arrange」などの役立つ機能もあるので、インストールしておくと便利だ。

「Dell Display Manager」では、スクリーンセーバーが有効になった時に画面の明るさを低減する「PowerNap」などの機能を利用できる
「Dell Display Manager」では、ウインドウレイアウトを選択できる「Easy Arrange」機能も使用可能

カメラやマイクなど豊富な機能を搭載

液晶パネルの上部には、2.12メガピクセルのフルHD赤外線センサーカメラとノイズキャンセリング・マイクが搭載されている

 P2418HZの液晶パネルの上部には、2.12メガピクセルのフルHD赤外線センサーカメラとノイズキャンセリング・マイクを搭載している。また、パネル下部には5W出力のステレオスピーカーを内蔵。これにより、製品付属のドライバーをインストールすることでWindows Helloの顔認識機能を利用したり、ビデオ会議に使用したりすることが可能だ。

パネル下部には5W出力のステレオスピーカーを内蔵

 もちろん、音声アシスタントのCortanaも利用できる。ちなみにスピーカーは低域から高域までバランスの良い音で、ディスプレー内蔵のものとしてはなかなかのクオリティーだ。特にニュースなどの人の声は聞き取りやすかった。低音をガンガン鳴らしたい人には物足りないかもしれないが、作業の合間に音楽を流したり、ちょっとしたウェブ動画などを楽しむには十分な音質だ。

 パネルの底面には、HDMI 1.4端子、DisplayPort 1.2、VGA端子、USB3.0(アップストリーム)、USB 2.0端子×2が搭載されている。また、本体側面には、USB 3.0端子×2(うち1基はUSBバッテリー充電仕様1.2に対応しており、USB機器の急速充電が可能)とヘッドホン出力/ヘッドホン入力コンボジャックが装備されている。本製品のUSB 3.0端子(アップストリーム)とパソコンのUSBポートをケーブルでつなぐことで、4ポートUSBハブの機能を使用することが可能だ。

パネルの底面には、HDMI 1.4端子、DisplayPort 1.2、VGA端子、USB 3.0端子(アップストリーム)、USB 2.0端子×2が搭載されている
本体側面には、USB 3.0端子×2とヘッドホン出力/ヘッドホン入力コンボジャックが装備されている

 なお、入力信号の切り替えはデフォルトで「自動選択」がオンになっている。そのため、たとえばPCや家庭用ゲーム機など複数のデバイスをつなげていても、パソコンの電源を入れたらパソコンの画面、ゲーム機をオンにしたらゲーム機の画面という具合に、利用状況に合わせて自動で入力信号を切り替えてくれる。わざわざ手動で切り替えなくていいのは便利だ。

モニタースタンド部。VESA規格に対応したアームなども取り付けられる

 モニタースタンドは、前5度、後21度、左右45度に角度調節が可能。高さは最大125mm調節することもできる。このほか、画面を90°回転するピボット機能も搭載されている。高さや画面角度は、それほど力を入れなくても手軽に調節でき、かつ調節した位置や向きでしっかり固定されるのがありがたい。実際にさまざまなシーンで試してみたが、縦に長いウェブサイトを見るときや、ビジネス文書を作成する時に、一度に見渡せる範囲が増えて作業しやすかった。

画面を90°回転するピボット機能も搭載されている

 ビジネスやプライベートで活用できる豊富な機能を搭載したデルのディスプレーP2418HZ。今回は、その基本性能を中心に紹介したが、次回は目玉機能の内蔵カメラの使い勝手を詳しく紹介していく。

試用機の主なスペック
製品名 P2418HZ
画面サイズ 23.8型
表示解像度 1920×1080ドット
視野角 垂直178°、水平178°
輝度 250cd/m2
ダイナミックコントラスト比 800万:1
コントラスト比 1000:1
入力端子 VGA端子×1、DisplayPort 1.2×1、HDMI 1.4端子×1
インタフェース USB 3.0端子(アップストリーム)×1、USB 3.0端子×2、USB 2.0端子×2、ヘッドフォン出力/マイク入力コンボジャック×1
サイズ/重量 およそ幅549.8×奥行180.0(スタンドを含む)×高さ375.6~500.6/約3.60kg(スタンド含まず)
付属品 電源ケーブル、DPケーブル、VGAケーブル、USB 3.0アップストリームケーブル、ドライバおよびドキュメントメディア、クイック・セットアップ・ガイド、安全上の注意

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