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ハイブリッドクラウドや運用管理・セキュリティの自動化を実現

NTT Com、運用管理を統合したSDサービス「SDx+M」提供へ

2017年03月29日 07時00分更新

文● 大谷イビサ/TECH.ASCII.jp

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 3月28日、NTTコミュニケーションズは柔軟なネットワークやクラウド利用を可能にするSoftware-Definedベースのサービスを強化し、マネージドサービスや管理ポータルとの統合などを実現することを発表した。これにより、柔軟で俊敏性の高いICT環境と、ICT環境全体の一元的・効率的な運用管理を実現する「SDx+M」ソリューションの本格提供を開始するという。

 3月30日より提供開始される「Software-Defined Network Service(SD-NS)」は、専用線、IP-VPN、インターネット、モバイルなど複数の回線に対して柔軟なオーバーレイネットワークを構築できるSD-WANサービス。用途に応じた最適なベース回線(アンダーレイ)を組み合わせて、端末からクラウドまでをつなぐことができるため、新しいアプリケーションの導入、組織改編によるネットワーク変更などに迅速に対応できるという。また「Microsoft Office365」などのSaaS利用時には、ユーザーのセキュリティポリシーに応じ、拠点からインターネットへの直接接続と、インターネットゲートウェイ経由での接続とを使い分けられるという。さらに、現在提供中の「Arcstar Universal One」アドバンストオプションを組み合わせ、さまざまなアプリケーションサービスを提供するNFVを利用できる。

SD-WANサービスの「Software-Defined Network Service」

 同じく3月30日から提供開始される「SD-Exchange」は、複数のクラウドサービスをグローバルシームレス・高速・セキュアに接続できるサービス。NTT Comの企業向けクラウドである「Enterprise Cloud」、コロケーションサービス「Nexcenter」「Amazon Web Services(以下:AWS)」などを含む複数のクラウドサービス間を接続。世界7カ国/地域の8拠点より提供を開始。また、セキュリティやロードバランサーなどの付加機能をオンデマンド・低コストで利用することもできる。

 提供済みのSD-LANは、堅牢性と柔軟性を兼ね備えたオフィスLAN環境を構築するするソリューション。LANの利用状況の可視化や簡単・オンデマンドな変更・管理を実現する。「コアSD-LAN」「エッジSD-LAN」「レガシー集中管理」の3タイプ/4ベンダーの製品を提供中で、LAN環境の刷新から部分的な導入まで多様なニーズに対応する。マネージドセキュリティーサービス「Wide Angle」の「プロアクティブ レスポンス」を合わせて利用することで、標的型攻撃などのサイバー攻撃によってマルウェアに感染し遠隔操作されている端末の通信をリアルタイムで遮断、感染の拡大や情報漏洩を抑制する。

 さらに設計・構築から保守・運用、分析までフルライフサイクルサポートをグローバルで実現する「Global Management One」もこれらSD-WAN、SD-Exchange、SD-LANソリューションなどに対応。 Enterprise Cloud、AWS、Microsoft Azureなどのクラウドサービスや、お客さまが構築したオンプレミスシステムを一元的に管理できる「Cloud Management Platform」も機能拡張し、SD-NSやSD-LANソリューションにおける対象機器のリソース情報の表示、「SD-Exchange」における接続先サービスのリソース情報の表示が可能となる。

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