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共感度MAX!JAWS DAYS 2017レポート ― 第4回

理想の働きがいとワークスタイルを実現するエコシステムとコミュニティ

AWSマフィアが語るAWS愛、転職、働き方、そしてチャレンジ

2017年03月27日 07時00分更新

文● 大谷イビサ/TECH.ASCII.jp 写真●JAWS-UG写真班(中井勘介、金春利幸、加我 貴志、平野文雄)

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3月11日に開催されたJAWS DAYSのセッション最終枠、昨年大好評だったAWSマフィアのトークセッションが戻ってきた。AWS Samuraiの吉田真吾さんのモデレートの元、ルパン一味に扮したイケてる奴らが、AWS愛、転職、チーム、チャレンジなどをエモく語ったぞ。

彼らにここまでさせるものはなんなんでしょう

3人の登壇者、AWSと恋に落ちた瞬間を語る

 クラウドコミュニティらしいTシャツのメンバーが行き交うJAWS DAYSの会場の中で、ひときわ異彩を放つその一味。黒スーツとオレンジのネクタイがスタイリッシュな今井雄太さん、サングラスで表情のうかがえない上原誠さん、五右衛門ライクな剣道着で決めた吉田真吾さん、エレガントな装いで現れた紅一点の佐々木きはるさんなどAWSマフィアの登壇者たちだ。懇親会前のやや緩くなった空気の中、ルパンの一味を模した登壇者たちは、のっけからフォトセッションを実施し、会場からの笑いを誘う。

「まずはフォトセッションから行きましょうかね」という真吾センセーのお言葉でスタート

 佐々木さんのブログによると、そもそもAWSマフィアとは、eBayへの事業売却で手にした資金を元手にさまざまなスタートアップを立ち上げたPayPalの創業者たちが「PayPalマフィア」と呼ばれることに由来するらしい。スタートアップメディアのThe Bridgeが、PayPalマフィアにちなんで、AWSにも同じような「AWSマフィア」が生まれていると指摘したことから、クラウド界隈でもささやかれるようになった。

 確かにソラコムを創業した玉川憲さんを筆頭に、AWSのエコシステムに関わりながら、次のステージでもバリバリ活躍している状況が生まれている。今回のセッションは、そんなAWSのエコシステムに関わってきた4人が、新しい働き方ややりがいを語るというもの。昨年のJAWS DAYSでも好評だったことから、セッション自体のブランディングも強化して、最終枠にぶち込んできたというわけだ。

 自己紹介の後、モデレーターの吉田さんが3人にぶつけた質問は、「AWSと恋に落ちた瞬間」。AWSJでトレーニングを担当している上原さんは、「前の会社でオンプレミスでシステムを運用していたとき、DDoS攻撃をくらってサービスが瀕死に陥ってしまった。そのときDDoSの負荷をAWSに逃がすことができた」というのが恋に落ちた瞬間だったと説明する。

 現サーバーワークスの佐々木さんがAWSと恋に落ちた瞬間はやはり「Lambda」。インフラに関わりが薄かった佐々木さんは、コミュニティには関わりつつも、EC2には正直ピンとこなかった。しかし、「Lambdaが出たときは、なんじゃこれはと思った。で、実際に触ってみて、AWS来たなと」(佐々木さん)という感想だった。

 現ソラコム今井さんの回答は「Ken Tamagawa」という固有名詞。Web会社のアプリケーションエンジニアとしてPerlを書きまくっていた今井さんが、AWSJに転職する時に面接したのが、現ソラコム社長の玉川憲さん。つまり、Ken Tamagawaだ。「正直そこまでAWSに入りたいわけじゃなかったんですが、憲と面接したときに、AWSのことをとてもビジョナリーに語ってくれて、クラウドを使ったITの未来だけではなく、アプリケーションエンジニアにとってのクラウドの可能性まで見えてきた。これはAWSに入りたいと思った」と今井さんが振り返る。「それってAWSじゃなくて、玉川さんに恋しているんじゃないですか?」と上原さんがツッこむと、今井さんは「そう言われると思ってました」と語り、その様子を見ていた玉川さん本人が横で苦笑するという「玉川愛のドミノ」が会場で発生する。

技術を伝える能力、英語、クラウドの知識を伸ばしたい上原さん

 続いて吉田さんが3人で語るテーマに挙げたのは「転職」「仕事」そして「チャレンジ」だ。

 上原さんは「技術を伝える能力、英語、クラウドの知識を伸ばして行きたいと思って、AWSJに転職しました。今までも勉強会で発表はしてきたのですが、どうしても片手間になってしまっていた。年間を通して、しっかり技術を伸ばしたいと思い、トレーナーになりました。はい」と緊張気味に語る。

見た目はなんだか、AWSでトレーナーとして活躍している次元役の上原誠さん

 現在、上原さんはAWSの有償トレーニングを担当しており、米国で行なっているトレーニングのローカライズや日本での立ち上げも行なっている。有償トレーニングの重要性をアピールする上原さんに対し、吉田さんも「お客様のところに行くと、人によって知識レベルがバラバラなので、こちらの説明がきちんと通じているのか、不安なところがある。だから、僕もベースラインをあわせるためにトレーニングは受けてもらうのをオススメしている」と同調する。インフラエンジニアだった上原さんにとってみたら、教えるという仕事自体がチャレンジそのもので、模索の日々だという。

 興味ある技術はやっぱりAWS。「ステマかもしれませんが、トレーニングしていますので、体系的な知識を日々蓄えています。面白いので、ぜひお使いください(笑)」(上原さん)という、まったくステルスじゃないコメントでトレーニングが宣伝される。

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