このページの本文へ

「HP Spectre x360 13」 - 重さ1.31キロで約15時間動作! 性能とデザインをさらに極めた2in1

2017年03月27日 11時00分更新

文● 山口優 編集○ハイサイ比嘉

  • この記事をはてなブックマークに追加
  • 本文印刷

ベンチマークで「Spectre x360 13」の性能を探る

 今回試用した「HP Spectre x360 13」試用機は、第7世代のIntel Core i7-7500U(2.7GHz/TB時最大3.50GHz)と、16GBのメモリー、512GBのPCIe NVMe M.2対応SSDという構成になっていた。グラフィックスはCPU内蔵のインテルHDグラフィックス620だ。いったいどのくらいのパフォーマンスがあるのか、気になるところだ。

 そこで、いくつかのベンチマークを実行して性能を測ってみることにした。まず、Windows 10のシステム評価ツール「WinSAT.exe」を実行してみたところ、次のような結果になった。

WinSAT.exeの結果

WinSAT.exeの結果
プロセッサ 7.7
メモリー 7.9
グラフィックス 6.3
ディスク 9.2

 グラフィックス以外はいずれも7.5を超えるスコアで、基本性能がかなり高いことがわかる。とくにディスク(PCIe NVMe M.2対応SSD)のスコアがずば抜けている。

PCIe NVMe M.2対応だけあって、SSDが爆速!

 早速「CrystalDiskMark」でSSDの性能を計測してみたところ、下図のようになった。PCIe NVMe M.2対応ということもあってシーケンシャルリード/ライトが非常に高速。OSの起ち上がりなどに影響する4Kランダムの値も高く、実際電源オフからの起動も10秒前後と爆速だった。

CrystalDiskMarkのベンチマーク結果

総合的なパフォーマンスを計測する「PCMARK 8 HOME ACCELERATED」

 続いてPCMARK 8 HOME ACCELERATEDでは、下図のようにスコアが3815となった。日常的な作業を快適にこなす性能を持っていることがわかる。

PCMARK 8 HOMEのベンチマーク結果

PCMARK 8 HOME ACCELERATED 3.0スコア
HOME Score 3815
Test duration 34min 27s
Web Browsing - JunglePin 0.33451s
Web Browsing - Amazonia 0.14337s
Writing 3.43568s
Casual Gaming 34.79fps
Video Chat playback 1 v2 Accelerated 30.01fps
Video Chat encoding v2 Accelerated 44.00000ms
Advanced Photo Editing 1 0.16902s

グラフィックス性能をはかる3DMARKも、なかなかの好スコア

 同様に、3DMARKも試してみたところ、次の結果になった。

3DMARKのベンチマーク結果。「Cloud Gate」で6995というスコアだった

3DMarkスコア
Time Spy 384
Fire Strike 974
Sky Diver 4117
Cloud Gate 6995
Ice Storm Extreme 48283
Ice Storm 64369

 ミドルレンジPC向けの「SKY DIVER」が4117、「Cloud Gate」が6995となり、なかなかの好スコア。ちょっとしたゲームなら十分楽しめそうだ。

カテゴリートップへ