このページの本文へ

前へ 1 2 3 4 次へ

妥協ナシ! 比類なきパワーを誇るゲーミングPC「OMEN by HP Desktop 870」

2017年02月10日 11時00分更新

文● 山口優 編集○ハイサイ比嘉

  • この記事をはてなブックマークに追加
  • 本文印刷

 日本HPからミニタワー型のゲーミングデスクトップPC「OMEN by HP Desktop 870」シリーズが登場した。インテルのクアッドコアプロセッサーCore i7-6700/6700KやNVIDIA GeForce GTX 1070/GTX 1080を搭載し、水冷式のCPU冷却装置を装備するなど、徹底してパフォーマンスを追求しているのが大きな特徴だ。またフロントパネルに配置されたLEDによって1677万色のイルミネーションを楽しめるなど、ゲーミングPCらしいデザイン性も魅力のひとつとなっている。今回は、その実機と日本HPの32型外付けゲーミングディスプレー「OMEN by HP 32 Display」、アクセサリー類「OMEN by HP with SteelSeries」のセットを試すことができたので、実際の使い勝手やパフォーマンスなどを紹介していこう。

日本HPの「OMEN by HP 870」と32型外付けゲーミングディスプレー「OMEN by HP 32 Display」

拡張性とデザイン性の高い筐体を採用

 「OMEN by HP Desktop 870」は、縦置きでの使用が想定されたミニタワー型のPCだ。設置面積は幅165×奥行き415mmで、本体の高さは405mmと比較的コンパクト。落ち着いたダークグレーの筐体ということもあって、机の上などに設置してもあまり威圧感はない。

 「OMEN by HP Desktop 870」本体前面にはUSBなどのポート類は配置されておらず、すっきりとした面構えだ。デュアルリンクDVI-D端子やHDMI端子、DisplayPort端子などの映像出力端子やLAN、USB 3.0端子、USB 2.0端子、ライン入力端子、ライン出力端子、マイク入力端子などのおもだった端子類は本体背面に用意されている。また、USBやメディアカードリーダー、ヘッドフォン出力/マイク入力コンボ端子など、アクセス頻度が高そうなインターフェースは本体天面に設けられたトレー部分に配置されている。このトレー部分は、本体を机の下に設置した時も、机の上に設置した時も手が届きやすく、スマートフォンやデジタルカメラなどを一時的に置いておくのにちょうどいい。

本体前面にはポート類は配置されておらず、すっきりとしたデザインになっている本体背面にはUSB 3.0端子×2、USB 2.0端子×4、HDMI端子、デュアルリンクDVI-D端子、DisplayPort端子×3、ライン入力端子、ライン出力端子、マイク入力端子が搭載されている
本体天面のトレー部分には、USB 3.0×2、USB 2.0×2、ヘッドフォン出力/マイク入力コンボポート、メディアカードリーダーが搭載されている

 本体前面はヘアライン加工が施されたメタルパネルで覆われており、中央の細長いパネルを挟むようにLEDが配置されている。このLEDはプリインストールされているユーティリティ「OMEN Control」を使って、1677万色の中から任意の1色を選んで光らせることができる。また、自動で色が変わるように設定したり、CPUの温度に応じて色が変わるよう設定することも可能だ。

 「OMEN by HP Desktop 870」のサイドパネル、は指でつまんで回せる大きめのネジで止められており、それを外すことで簡単にパネルを開いて内部にアクセスできるようになっている。内部を見ると、CPUの周りに冷却液用のパイプがあり、水冷式のCPU冷却システムが搭載されているのがわかる。ほかにも、エアフローを考慮してプロセッサやグラフィックカード、電源ユニットの位置が決められており、排熱は効率よく行われるようになっている。実際、高負荷のベンチマークアプリを実行していても同クラスのハイエンドPCに比べてファンの騒音は低めで作業のジャマになることはなかった。

本体前面のLEDは1677万色の任意の色を光らせることができる
「HP OMEN Control」の設定画面。本体前面のLEDは、CPUの温度や使用状況に応じて色を変化させることも可能だ

 「OMEN by HP Desktop 870」筐体内部には拡張スロットも用意されているが、ユーザーが利用できるのはPCI Expressの1スロットのみ。また、3.5インチベイは4基(うち1基はフロントパネルを外さないとアクセスできない)搭載されており、評価機にはSATAの512GB SSDが1基、2TBのHDD(7200回転)が2基、すでに搭載されていた。メモリーは4スロットあり32GBまで増設可能。評価機の場合は8GBのPC4-17000が1枚搭載されており、3スロットが空きになっていた。自分で拡張カードをガンガン増設したいユーザーには少し物足りないかもしれないが、ミニタワーとしては拡張性は高い方だ。

筐体内部。水冷式のCPUクーラーが採用されているのがわかる。なお、電源ユニットが上部に、マザーボードが下部に配置されている

 「OMEN by HP Desktop 870」ラインナップは、Core i7-6700(3.4GHz/最大4GHz)、NVIDIA GeForce GTX 1070、256GB SSD+2TB HDDという構成の「NVIDIA GeForce GTX 1070搭載モデル」と、Core i7-6700K(4GHz/最大4.2GHz)、NVIDIA GeForce GTX 1080、512GB SSD+2TB HDD+2TB HDDという構成の「NVIDIA GeForce GTX 1080搭載モデル」の2種類。今回試したのはそのうち上位モデルに当たる「NVIDIA GeForce GTX 1080搭載モデル」の方だ。

主なスペック
製品名 GTX 1070モデル GTX 1080モデル
HP Directplus価格(税別) 17万6000円から(キャンペーン価格) 18万7000円から(キャンペーン価格)
CPU Intel Core i7-6700(3.4GHz) Intel Core i7-6700K(4GHz)
プロセッサー冷却方式 水冷クーラー
チップセット Intel Z170
メインメモリー(最大) 8/16GB PC4-17000 (最大64GB) 8/32GB PC4-17000 (最大64GB)
グラフィックス機能 NVIDIA GeForce GTX 1070(8GB) Founders Edition NVIDIA GeForce GTX 1080(8GB) Founders Edition
ストレージ 256GB SSD(SATA)、2TB HDD(SATA、7200回転) 512GB SSD(SATA)、2TB HDD(SATA、7200回転)×2
光学式ドライブ BDXL対応Blu-ray Discドライブ
LAN機能 無線LAN(IEEE 802.11a/b/g/n/ac)、有線LAN(1000BASE-T)
インターフェース DisplayPort端子×3、HDMI端子、デュアルリンクDVI-D端子、USB 3.0端子×4、USB 2.0端子×6、Bluetooth 4.0
メディアカードリーダー SD/SDHC/SDXC対応
拡張スロット PCI Exress x16、PCI Exress x1、M.2(PCI Express)Type 3030/KeyA、、M.2(PCI Express)Type 2280/KeyM
ドライブベイ ウルトラスリムベイ、3.5インチ×4
サウンド機能 ライン出力、ライン入力、マイク入力
電源 500W ATX、80PLUS BRONZE
本体サイズ 幅165×奥行き415×高さ405mm
OS Windows 10 Home(64bit)

前へ 1 2 3 4 次へ