このページの本文へ

日本の保護者、子供のネット利用「放任で」45%

2017年03月10日 09時00分更新

文● せきゅラボ

  • この記事をはてなブックマークに追加
  • 本文印刷

 かつて「ゲームは1日1時間」という有名なメッセージがあった。では、子供がスマートフォンやタブレットを利用する時間について、子供にどう伝えるべきだろう?

 インターネットに接続された生活スタイルに対する家族の習慣や態度について理解を深めるため、世界中の1万3000人の成人を対象に、インテル セキュリティが調査を行なった。これによると、日本では、子供のインターネット接続デバイスの使用に対して「放任」気味という実態が明らかになっている。

 子供のデバイス使用を監視する方法として、「デバイスは保護者自身が管理し、自分の目の届く範囲でしか子供に使わせない」と回答した保護者は14ヵ国平均で35%。「子供のインターネット上での行動を監視するソフトウェアを取り入れている」は23%と、4分の1にも満たない。特に日本は、行動を監視するソフトウェアを取り入れている保護者は、調査対象国で最低の8%だ。

 また日本では、「1日あたり1~2時間の使用を認めている」と回答した保護者は33%、「1時間未満に制限している」と回答した保護者は40%となっている。しかし、「インターネット接続デバイスの使用について制限していない」と回答した割合は日本で45%。14ヵ国平均の31%を大きく上回っている。ここでも、子供のデバイス利用に関する放任の姿勢が鮮明になっている。

 一方で、世界の36%の保護者が、家族団らん中にデバイスを使用していて子供から非難されたことがあると回答しているの対し、日本の保護者は18%と、調査対象国で最も低い水準になっている。日本では家族一緒にいるときではなく、一人になったときにスマホやタブレットを使いがち……ということなのかもしれない。

 インターネットを介した犯罪や詐欺行為が珍しくない現代では、子供のネット利用について、もちろん保護者は気を配るべきだろう。そのためには、大人がセキュリティーに対して賢くなる必要がある。知らないことは教えられないし、子供の疑問に対して適切な答えを用意するためには重要なことだ。

 今日から使える話題として、また子供を狙う脅威をシャットダウンするヒントとして、McAfee Blogの記事「デジタル時代の子育て: 家庭内でのインターネット接続デバイスに関する調査(2017年)からのハイライト」を紹介しよう。

家庭内でのインターネット接続デバイスに関する
調査(2017年)からのハイライト

 現代は間違いなくデジタル時代です。買い物をするお店も、送り合うメッセージも、すべてのものが何らかの形でインターネットにつながっています。そしてときには、その方法が安全とは言えない場合もあります。実際、ウェブとの危険なつながりは、自宅や家族にも起こり得ることです。では、デジタル世界は実際、現代の家族にどのような影響 (良い影響も悪い影響も含め) を与えているのでしょうか?

 インターネットに接続された生活スタイルに対する家族の習慣や態度について理解を深めるため、世界中の1万3000人の成人を対象に、子供のデジタル習慣や、保護者としてインターネットの利用時間を監視する方法などに関するアンケート調査を実施しました。結果は、とても手応えのあるものでした。その内容を以下にご紹介します。

子供のデジタル デバイス使用時間は過去最高

 驚くような結果ではありませんが、現代の子供たちのデジタル デバイス使用時間が過去最高であることが統計的に裏付けられました。事実、約20%の回答者が、1日あたり3~4時間、子供にデジタル デバイスを使わせていると述べています。最も多かった (48%)のは、1日あたり1~2時間という堅実な回答でした。この数字には、寝る前、1人でいる時、友達と一緒にいる時などの時間が含まれます。

さらに、76%の保護者は、子供がインターネット接続デバイスを寝室に持ち込むことを認めていました。ここから予想される通り、おそらく25%近くの保護者が、子供が寝る前にどのようにデバイスを使用しているか監視していません。

 保護者が心配していないという意味ではありません。80%の保護者は、子供がインターネット上で誰と通信しているかについて心配していると回答しました。つまり、保護者は単純に子供のデバイス使用習慣や状況を監視する方法がわからないのです。

保護者は子供のデバイス使用時間を管理する方法がわからない

 デジタル デバイスは登場して間もないものです。デバイスにまつわる社会的道徳観も同様です。ですから、家庭ではデバイス使用について数多くの衝突が起こります。実際、32%の保護者がデバイスを寝室に持ち込むことについて、子供を叱ったことがあると回答しました。

 では、保護者はデバイスの使用をどのように管理すればよいのでしょうか?その方法は2通りに絞られます。1つ目は、没収という絶対確実な方法です(35%)。2つ目は、現代のテクノロジーに精通した人向けで、監視ソフトウェアを使用する方法です(23%)。ですが、監視方法を変えていかなければなりません。それも、技術的方法を取り入れる方向へと変える必要があるでしょう。その理由は簡単です。子供のインターネット利用時間が長ければ長いほど、その子供は年齢にふさわしくないコンテンツを見る(あるいは、積極的に探す)可能性が高くなるからです。実際、アンケートに回答した保護者の34%は、子供が不適切なウェブサイトにアクセスしているのを発見したことがあると回答しています。

 では、どうすればよいのでしょうか? McAfee Secure Home Platform(英文)などの新ソリューションが、ご家庭のネットワークに接続されているデバイスの管理や保護をサポートし、さらに、様々な年齢に合わせて設定できるペアレンタル コントロール機能を提供しています。また、現代のデジタル デバイスを健全に使用することを促すために、単純に現代のインターネットに潜む危険を子供に伝えることが一層重要でしょう。幸い、多くの保護者は既に実行しています。85%もの回答者が、少なくとも、時々は子供にインターネットの危険性を伝えていると回答しています。反対に、やや世間知らずではないかと思われますが、子供に危険性を伝えていない保護者は、子供はインターネットの危険性を既に理解しているため、伝える必要がないと回答しています。

 全体的にこのアンケート調査は、特に増加するデバイス使用時間の観点から、家族をインターネットの危険から守るために保護者が抱えている悩みを浮かび上がらせ、優れた対策が必要であることを浮き彫りにしました。そのような悩みに応えるための第一歩として、デジタル デバイス時代の子育てで念頭に入れておくべき事柄を少しご紹介します。

  • オンライン セーフティについては、早い段階から頻繁に伝えましょう。
    子供には、早い段階からオンライン セーフティについて頻繁に伝え始めてください。成長に伴い、子供のセキュリティ意識を高めることができると思います。子供には、必ず、フィッシング攻撃などのサイバー脅威や、ウェブ上で知らない人と通信しないことをはじめとする、安全なインターネットの使い方を伝えてください。

  • 子供に伝えたことをご自身でも実行してください。
    デバイス使用についてルールを決めるのであれば (決めるべきです)、ご自身もそのルールに従ってください。子供は親の矛盾を見つける能力に長けていますから、必ず筋が通るルールを設けてください。最後に、デバイス マナーを守り、デバイス使用者の良いお手本になってください (夕食の席で携帯電話を使用しない、デバイスを見ながら会話をしないなど)。

  • 保護者自身も学習してください。
    最後になりますが、自分が知らないことは人に教えられません。子供が使用しているデバイスや、将来的に購入を予定している様々なデバイスについて、じっくりと調査をしてください。また、子供が利用し得る新しいソーシャル メディアについて、ご自身も必ず勉強してください。そうすれば、デバイスやネットワーク内のコミュニティ、また、サイバー犯罪から子供を守る方法について、理解を深めることができるはずです。

カテゴリートップへ

30秒でわかるマカフィーリブセーフ!


新世代のセキュリティサービス「マカフィー リブセーフ」に迫る

一覧へ

McAfeeウイルス駆除サービスバナー

McAfeeウイルス被害疑似体験サイトバナー

「ドコモ あんしんナンバー チェック」のサービス提供対象やご利用方法などの詳細はNTTドコモのウェブサイトをご覧ください。

スマートフォンから PCなどから