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G-Tune「NEXTGEAR-NOTE i71110PA1」

最強ゲーミングノートでTITAN X超え! GTX 1080のSLIに4K G-GYNC液晶まで搭載

2017年02月16日 11時00分更新

文● 加藤勝明、編集● ASCII

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条件次第ではTITAN Xマシンに勝つことも!

 これほどのハイスペックマシンを手にしたからには、盛大なベンチマーク祭りでパフォーマンスをじっくりとチェックしよう。ただ結果を見て高い・低いと論じてもあまり面白くないので、今回はNEXTGEAR-NOTE i71110PA1のSLIを解除してシングルGPU運用をした状態(CPU以外は姉妹モデルNEXTGEAR-NOTE i7901PA1とほぼ同等)と、GeForce系最速のTITAN Xを搭載した自作ゲーミングPCと対決させてみた。ノート用のTITAN Xは存在しないので、どちらが速いか見ものだ。

【比較用ゲーミングPC】

CPU:Intel『Core i7-7700K』(4.2GHz、最大4.5GHz)
マザーボード:ASRock『Z270 Extreme6』(Intel Z270)
メモリー:Crucial『CMU16GX4M2A2666C16R』(DDR4-2666、8GB×2)
ビデオカード:NVIDIA TITAN X
ストレージ:Intel『SSDPEKKW010T7X1』(M.2 NVMe SSD、1TB)
電源ユニット:Corsair『RM650』(650W、80PLUS Gold)
OS:Windows 10 Pro 64bit DSP版(Anniversary Update)

 まずは定番「3DMark」のスコア比較といこう。DirectX12ベースの“Time Spy”にDirectX11ベースの“Fire Strike”“Fire Strike Ultra”を使用する。特にFire Strike Ultraは4Kを想定したテストなだけに、NEXTGEAR-NOTE i71110PA1がどこまでスコアを伸ばせるか見ものだ。

「3DMark」のスコア。

 まずGTX 1080のSLIがどれだけ効果を上げられるかを比較すると、GTX 1080シングル時に比べおおよそ3割から8割増し。負荷が高くなるほど効果は上がらなくなるが、概ねGPUが1つ多い分、しっかりと働いているといえるだろう。

 そして驚くべきはシングル最速GPUであるTITAN Xとの差だ。3DMarkは特にSLIの効果を引き出せるベンチマークとはいえ、TITAN Xを最大3割強も上回っているのは凄いとしかいいようがない。ノート用のTITAN Xは存在しないが、このNEXTGEAR-NOTE i71110PA1なら、TITAN Xを上回れる力を持っているのだ。

 続いてはVR環境を想定したベンチマークである「VRMark」を試す。現行のVRシステムを想定した“Orange Room”と、将来のVRシステムを想定した(つまり途方もなく重い)“Blue Room”の2つでテストした。

「VRMark」のスコア。

 このテストではSLI環境であってもスコアが伸びない。ただOrange Roomでの平均フレームレートは約188fps(TITAN Xだと252fps)と、現行VRシステムの要求する性能のほぼ2倍。つまりVRを楽しむためのPCとしても、NEXTGEAR-NOTE i71110PA1は長く使える可能性を示唆している。

 続いては実ゲームベースのベンチマークに入ろう。まずはお馴染み「ファイナルファンタジーXIV:蒼天のイシュガルド」公式ベンチを使う。画質は一番高い“最高品質”、DirectX 11モードで計測する。解像度はフルHDと4Kの2通りで試した。

「ファイナルファンタジーXIV:蒼天のイシュガルド」公式ベンチのスコア。

 SLIではフルHDでも4K解像度でも“非常に快適”判定が出る素晴らしいパワーを発揮しているが、フルHDに限っていえばSLI設定にした方が若干スコアが低くなる。負荷が低すぎて2基のGPUで作業を分担するのがボトルネックになったと考えられる。フルHDでいえば、GPUそのものが高速なTITAN X環境の方が性能が出る。しかし4Kまで負荷を上げると、GTX 1080のSLI構成の方が圧倒的に有利なのだ。

 続いては「Steep」のベンチマーク機能を利用してフレームレートを比較しよう。画質は一番高い設定を使用しているが、アンチエイリアスはMSAA x2に設定している。

「Steep」フルHDにおけるフレームレート。
「Steep」4Kにおけるフレームレート。

 このゲームでもFF14に近い傾向がみてとれる。フルHDでも4KでもNEXTGEAR-NOTE i71110PA1は高いfpsが維持できるが、4KならばTITAN X搭載PCマシンよりも安定したフレームレートが出せる。NEXTGEAR-NOTE i71110PA1の液晶はリフレッシュレートが60Hzなので、フルHDで100fps以上出せてもあまり意味はない(外部の液晶に出力するなら別だが)。4K&超高画質のゲームを堪能するのがNEXTGEAR-NOTE i71110PA1のスペックに合致した使い方といえる。

 ここからは人気&注目のゲームにおけるフレームレートをざっくりと見て頂こう。まずは「バトルフィールド1」。DirextX11モードの画質“最高”に設定し、シングル用キャンペーン「O LA VITTORIA」最初のステージのフレームレートを「Fraps」で測定した。

「バトルフィールド1」DirectX11、1920×1080ドット時のフレームレート。
「バトルフィールド2」DirectX11、3840×2160ドット時のフレームレート。

 人気オンラインFPS「オーバーウォッチ」も試してみた。画質は“エピック”、レンダー・スケール100%に設定。マップ“Kins's Row”でのカスタムマッチ中のフレームレートを「Fraps」で測定した。

「オーバーウォッチ」1920×1080ドット時のフレームレート。
「オーバーウォッチ」3840×2160ドット時のフレームレート。

 全体傾向は前掲のベンチマークと同じ。NEXTGEAR-NOTE i71110PA1はフルHDで使うのではなく、積極的に4Kを楽しむためのノートであるといえよう。特に4Kにおけるフレームレートを見ると、乱戦時においても60fpsを下回ることはない。TITAN X搭載PCよりも安定している点は再度強調しておきたい。

 現在最も重い部類に入る「ウォッチドッグス2」のフレームレートをチェックしてみよう。画質はプリセットの“最大”に設定し「Fraps」でフィールド上の一定のコースを移動した際のフレームレートを計測した。

「ウォッチドッグス2」1920×1080ドット時のフレームレート。
「ウォッチドッグス2」3840×2160ドット時のフレームレート。

 さすがにウォッチドッグス2クラスの重量級ゲームになると4Kでも30fpsキープがやっとの状態。普通の4K液晶だとカクカク感が出てくるが、NEXTGEAR-NOTE i71110PA1にはG-SYNC液晶がある。画面のリフレッシュタイミングがフレームレートと一致するため60fpsを下回ってもティアリングが出ることはない。こういうゲームをプレーしても体感的な滑らかさはほとんど損なわれないのだ。

 最後にVRゲームのパフォーマンスを「theBlu」「Serious Sam VR: The Last Hope」でチェックしてみよう。VRシステムはHTC「Vive」で構築した。theBluは“Reef Migration”再生時のフレームレート、Serious Sam VRは“Pladeon”ステージのWave 2プレー時のフレームレートを「Fraps」で計測した。Serious Sam VRはハードウェアスペックで自動的に画質が設定されるが、GPU Performanceはi71110PA1時“Ultra”に合わせてある(CPU他の設定も共通)。

the blue

 VRゲームはSLIに対応しない(パフォーマンスが伸びない)ゲームが大半を占める。そのため軽め~中程度のコンテンツ(theBluに相当)ではGTX 1080を1機だけ搭載したゲーミングノートと性能は変わらない。だがSerious Sam VRのようにハイエンドシステムやSLIを活かせる設計のVRゲームだと、GPU1基だけのゲーミングノートよりも明確な違いが出てくる。敵がワラワラ出てくるようなシーンでは、一気にフレームレートが下がるのだ。

 ただSerious Sam VRの自動設定に任せておけば、SLI構成でもなくてもほぼ平均90fpsは出すことができる。描画の重い非VRゲームを4K高画質で遊びたい人のためのマシンといえそうだ。

マウスコンピューター/G-Tune

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