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Cherry Trail&メモリー4GBでアンテナも装備、大幅強化されたスティックPCを見る

2016年08月31日 09時00分更新

文● MOVIEW 清水、編集●オオタ/ASCII.jp

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 家の中でも外出先でも、ディスプレーがあればWindowsPCとして使え、さまざまな用途が考えられるスティックPC。最近では1万円を切る価格設定のマシンも登場しているが、もう少しマシンパワーが欲しいという感じもある。

 そこで今回は、最近発売されたばかりのスティックPC「Diginnos Stick DG-STK4S」を紹介する。以前紹介した「Diginnos Stick DG-STK2S」の上位機種となる本機は、CPUが上位であるインテル Atom x5-Z8500プロセッサーであるほか、メモリーが倍の4GBとなっている。その分価格は2万円以上となっているものの、ちょっと試してみようと思える性能ではある。

 それでは「Diginnos Stick DG-STK4S」について検証してみよう。

「Diginnos Stick DG-STK4S」の外観。外に飛び出しているアンテナが特徴

各種端子やACアダプターなどが使いやすくなった

 「Diginnos Stick DG-STK4S」は、スティックPCにしては少し大きいというのが第一印象。長さは123mm、幅は59mmあり、「Diginnos Stick DG-STK2S」より一回り大きい。ただし幅はアンテナの突起までの長さであり、アンテナ抜きであれば45mm程度だ。手にした感じは、昔のガラケーを持っているようなイメージ。厚さも22mmとなり、かなりしっかりと厚みがあるという雰囲気となった。

 本体上部に電源ボタンが配置されており、電源を入れるとこの部分が青く光るようになっている。スティックPCは持ち運んで使うことが多いので、電源部分が光ることで、稼働させたまま抜いてしまうといったことを防げるだろう。

「Diginnos Stick DG-STK4S」の上部。右側の丸い部分が電源スイッチで、白く丸い部分が青く光る

 ディスプレイーへの接続にはHDMI端子を用いるが、端子を覆うカバーが付属している。主に持ち運びの際にゴミ詰まりを防ぐもので、端子自体に圧力がかかっての破損を防ぐものではないので注意。

「Diginnos Stick DG-STK4S」のHDMI端子。使わないときはカバーで保護できる

 本体側面は、電源用のmicroUSBポートとmicroSDメモリーカードスロットが配置されている。microUSBポートへ接続するACアダプターはケーブル一体型だが、それほど大きなサイズではないので持ち運びにジャマにはならない。また、長さも1m50cmあり、コンセントが多少遠くても支障がない長さ。なお、ACアダプターは本体よりも重いので、持ち運ぶときには倍の重さになると考えていいだろう。

電源用のmicroUSBポートとmicroSDメモリカードスロット
付属のACアダプター。USB・microUSB変換コードではなく、コード一体型となっている

 反対側の側面には、USB 3.0ポートが2基配置されている。スティックPCではmicroUSBポートという機種が多いが、すべてフルサイズのUSBポートであるため、これまで使ってきた周辺機器などをそのまま接続することができる。

 本機では、初めて電源を入れた際、Windows 10のセットアップから始まるため、物理的に接続されたキーボードやマウスが必要になるが、USBポートが2基あるのでその両方を接続してセットアップを完了できるのはうれしい。

USB 3.0ポートが2基配置されている。距離が近いので通常のUSB端子でぎりぎりというイメージだ

 HDMI端子はそのままディスプレーに接続しても差し支えないが、端子への負担や、USB機器などを本体に接続する場合に、HDMIポートの位置によってはディスプレーがジャマになったりすることもあるので、付属しているHDMI延長ケーブルを使って接続すべきだろう。しかし、延長ケーブルの長さは15cmほどしかないので、ディスプレー本体から離すという程度で、遠くまで延長できるわけではない。ディスプレーの前まで延長できるとスティックPC本体の取り外しや周辺機器の交換などで利便性がさらに向上する。場合によっては延長ケーブルの追加購入を検討したい。

付属のHDMI延長ケーブル

 本機では、USB接続のキーボードやマウスを持っていれば、基本的にはほかの機器を追加せずに、すぐそのまま使えるような構成となっている。なお、Bluetooth 4.0に対応しているが、ペアリングがWindowsのセットアップ前ではできないのでUSB接続のキーボードは最低でも必要だ。

 次回は、実際に本製品を使ってみた感触を紹介する。

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