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時間帯に応じて画面を最適な明るさに自動調節

7.8型で防水の最上位モデル「Kobo Aura ONE」登場

2016年08月18日 13時41分更新

文● 八尋/ASCII

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「Kobo Aura ONE」

 Rakuten Kobo Inc.は8月18日、電子書籍リーダー「Kobo」シリーズの最上位モデルとなる「Kobo Aura ONE」を発表した。9月6日に販売開始予定で、価格は2万4624円。

 Kobo Aura ONEは、7.8型で解像度は1872×1404ドット。300ppiのCarta E-Ink HDタッチスクリーンを搭載し、紙に印刷されているような質感に近い文字やグラフィックを楽しめるという。厚さおよそ6.9mm、重さ約230gと薄型軽量なのも特徴だ。

 フロントライト技術「ComfortLight PRO」を備え、ライトセンサーが自動的に周囲の明るさの度合いを感知し、時間帯に応じて画面を最適な明るさに自動調節する。就寝時間を設定すると、その時間に合わせて太陽光の自然な移り変わりを模倣した色合い調節を行なうほか、ブルーライトの放出量も調節する。明るさの設定は、手動で調節することも可能。

 また、防水技術「HZO Protection」を採用することで防水機能を強化。端末の内部に塗布されたコーティング技術により、ポートカバー(USBケーブル接続口)がなくても浸水に耐えることができるという。防水機能はIPX8等級(水深2メートルの環境下で最大60分の使用が可能)となっている。

 そのほか、楽天グループの電子図書館サービス「OverDrive」と連携。OverDriveの電子図書館システムを導入している公共図書館の利用カードを持つユーザーは、Kobo Aura ONEからOverDriveサービスにアクセスして、利用している公共図書館が提供する電子書籍を借りて読むこともできる。

 内蔵メモリーは8GBで、最大約6000冊の電子書籍が保存可能。バッテリー持続時間は約1ヵ月で、512MBのRAMとFast Solo Liteプロセッサーにより素早く滑らかなページめくりを実現するとしている。

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