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T教授の「戦略的衝動買い」 第384回

Galaxy S7 edgeを非接触充電できるQi充電器をいろいろ衝動買い!

2016年06月22日 12時00分更新

文● T教授、撮影● T教授

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スマホをQi対応にするアダプターは
……最後まで充電できないことが多い

Qi対応の充電レシーバーもいろいろ出ているが信頼性は今一歩だ

Qi対応の充電レシーバーもいろいろ出ているが信頼性は今一歩だ

 最後にご紹介するのは、本来Qi対応ではない多くのスマホをQi対応に変更するパーツのようなモノだ。秋葉原の裏通りでも、最近は、インターネット上でも、この手の商品が売られているが、実際の稼働に関して、筆者の限られた実験ではあまり推奨はできない。

 基本的には電磁誘導による非接触充電を実現してくれる密閉された扁ぺいなコイルの板をスマホのmicroUSB端子に接続し、コイルの薄さを利用して、スマホの背面ケースやカバーの内側に収めてしまおうというチープトリックな商品だ。

Qi充電レシーバーはまずmicroUSBポートの向きを確認するのが最初

Qi充電レシーバーはまずmicroUSBポートの向きを確認するのが最初

microUSBポートが正しい向きのQi充電レシーバーを買えばこういう感じになる

microUSBポートが正しい向きのQi充電レシーバーを買えばこういう感じになる

あとはQi充電レシーバーを押さえてピッタリのABS系のカバーを装着すれば収まりもよくなる。カラーカバーなら何も余分なモノは見えない

あとはQi充電レシーバーを押さえてピッタリのABS系のカバーを装着すれば収まりもよくなる。カラーカバーなら何も余分なモノは見えない

 商品を購入の際にはスマホのmicroUSBの上下の向きが重要だ。実際に、筆者や家族の持っているファーウェイやFREETEL、ASUSのスマホで実験してみたが、最後まで充電できたものはなかった。

 また発熱も通常以上で、安全装置のせいか途中で充電が停止するスマホもあった。あくまで個人のリスクで行なうべきことだが、筆者はあまり推奨はしない。

有線ケーブルも面白いものを発見!
端子とケーブルが脱着式で磁石でくっつく

 今回、主にQi対応の非接触充電を中心に少しの商品をご紹介したが、有線ケーブルの世界でも、昨今はなかなか便利な商品も多い。

マグネット式充電ケーブル(左)とアタッチメント(右)のセット

マグネット式充電ケーブル(左)とアタッチメント(右)のセット

 筆者が購入したマグネット式の充電ケーブルもなかなか便利で素晴らしい。microUSBやLightningのポートに挿入する小さな磁石付きのアタッチメントと、同じく磁石付きのプラグ付きUSBケーブルが、双方の磁力でかなり強力にくっつくケーブルだ。

マグネット式充電ケーブル(左)をスマホに挿入したアタッチメントに近づけるだけで、カチッと吸着する

マグネット式充電ケーブル(左)をスマホに挿入したアタッチメントに近づけるだけで、カチッと吸着する

 磁石付きのアタッチメントをmicroUSB用とLighitning用の両方を揃えておけば、ケーブルは共通に使えるのですこしは便利だ。

充電端子の種類に左右されない
全Qi対応の時代になってほしい!

運悪く筆者の愛用デバイスは、microUSB、USB Type-C、Lightning、Qiとすべての種類のケーブルとワイヤレスのオンパレードとなった。すべてのデバイスの共通スペックがQiの時代が早く来てほしいものだ

運悪く筆者の愛用デバイスは、microUSB、USB Type-C、Lightning、Qiとすべての種類のケーブルとワイヤレスのオンパレードとなった。すべてのデバイスの共通スペックがQiの時代が早く来てほしいものだ

 Qiもそうだが、便利なものにはそれと背中合わせに必ず不便なことが起こることがある。マグネット式の充電ケーブルの場合は、便利な半面、出先や出張先でバッテリー不足が起き、うっかり専用ケーブルを携帯していないと真っ青だ。

 その時は、しっかりと挿入され、取り外しにくい磁石付きの小さなアタッチメントをなんとか爪先で引き出し、どこかでごく普通の充電ケーブルを手配するしか充電手段はないだろう。

 現在の筆者のメインスマホはQi対応で、普段、自宅では急チャー対応のUSB/ACアダプターと急チャー対応のワイヤレス充電器を使用し、microUSBポートにはマグネット式充電ケーブルセットも併せて使用している。

 しかし、つい最近、気に入って衝動買いしたスマホ「HUAWEI P9」は、なんとmicroUSB Type-Cのコネクターだった。

 そして大画面とペンがお気に入りのiPad Proはご存知のLighitningケーブルだ。結局、日常使いの2台のスマホとタブレットはすべて充電ケーブルが異なっていることになってしまった。

 いずれこの豊か過ぎる個性的なケーブルスタイルを統合する意味でも、メーカーエゴは捨て、全社、共通ワイヤレス仕様はQiで共に頑張ってほしいものだ。

T教授

今回の衝動買い

アイテム:
1.HKW マグネット式充電ケーブルセット
2.CHOETECH T518(10W Max)
3.Anker PowerPort Qi
4.Seneo スタンド型Qiワイヤレス充電器
5.Qtuo 大容量7000mAh 2-in-1 ワイヤレス モバイルバッテリー
6.Suminekoオリジナル Qi 充電 レシーバー

価格:アマゾンにて1.2182円、2.3500円、3.1799円、4.2680円、5.2205円、6.1680円で購入


T教授

 日本IBMから某国立大芸術学部教授になるも、1年で迷走開始。今はプロのマルチ・パートタイマーで、衝動買いの達人。
 T教授も関わるKOROBOCLで文具活用による「他力創発」を実験中。

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