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東芝の2016年夏モデル「dynabook T95/V」の外観と使い勝手をチェック

がんばれば持ち運べる15.6型ノートで、4Kがより身近になる

2016年06月14日 09時00分更新

文● 八尋/ASCII.jp

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「dynabook T95/V」

 東芝の4K解像度に対応する15.6型ノートパソコンの2016年夏モデル「dynabook T95/V」は、室内であればどこでも、がんばれば外に持ち運んで4K対応の写真や動画を楽しめる。また、Wordを開いたままウェブブラウジングしたり、Excelでスクロールせずに広範囲を表示できるなど、解像度の高さを活かしての作業も可能だ。CPUは、SkylakeのCore i7-6700HQ(2.6GHz)を搭載するほか、HDDの大容量と、SSDの速さや堅牢性を兼ね備える1TB ハイブリッドHDDを採用している。

 今回は、dynabook T95/Vの外観や使い勝手について紹介しよう。

高級感ただようサテンゴールドの筐体

カラーはサテンゴールドだが、ド派手という印象はなく、どちらかというと上品な色合いだ

 dynabook T95/Vのボディーカラーには、サテンゴールドを採用。ベゼルやキーボード、スピーカー部などは黒に統一することで、高級感ただようデザインになっている。持ち運ぶときなどに天板に触れても、指紋が目立たなかった。15.6型とはいえノートパソコンなので、室内で持ち運ぶこともあるだろう。そういうときに、汚れが目立たないのはうれしいポイントだ。

 dynabook T95/Vのサイズは、およそ幅380.0×259.9×高さ24.5mmで、重さは約2.4kg。15.6型の標準くらいのサイズと重さだが、見た目はもっと薄く見える。4K解像度でスタイリッシュなノートパソコンがほしいという人にオススメだ。

厚さはおよそ24.5mm

ディスプレーを上げて横から見ると、より薄く感じる

Blu-ray Discの再生や、大画面への出力も可能

 インターフェースは、USB 3.0端子×4、HDMI出力端子(30Hz、4K対応)、Ethernet端子、ヘッドセット/ヘッドフォン端子、SDカードスロットなど。USB 3.0端子を4つ備えているので、マウスやスマートフォンの充電器を取り外すことなく外付けHDDなどの周辺機器が接続できる。また、Ethernet端子により安定したウェブ接続も可能だ。

本体左側にUSB 3.0端子×2、Ethernet端子を配置

本体右側にUSB 3.0×2、HDMI端子、ヘッドセット/ヘッドフォン端子、SDカードスロットを配置

 また、dynabook T95/VはBlu-ray Discドライブを内蔵し、映画や撮影してBlu-rayドライブに書き込んだ動画などを楽しめる。HDMI出力端子を使って大画面での鑑賞も可能だ。

Blu-ray Discドライブは本体左側に配置

4K写真や動画を場所を選ばず閲覧できる!

解像度が高いので、細かい文字もクッキリ表示する。Wordを閉じることなく空いたスペースにウェブサイトを表示させて閲覧することが可能

 dynabook T95/Vのディスプレー解像度は3840×2160ドット。斜めから見ても色調やコントラストの変化が少ないIPS液晶を採用しているので、複数人で動画を観るときに端で見る人も自然な画像や映像を楽しむことができる。製造ラインにおいてカラーキャリブレーションを実施しているので、より自然な色味の再現を実現している。撮った写真の色味をそのまま表示したいという人にとってはうれしいポイントだろう。

レゾリューションプラスは画面設定ユーテリティーでオンオフが可能

オンとオフを比べてみると、オンの方が細部がクッキリ明るく表示されているように感じた

 さらに、超解像度技術「レゾリューションプラス」機能を使用すれば、より美しい写真を楽しむことができる(TOSHIBA Media Player by sMedio TrueLink+で表示した場合)。そのほか、動画もコントラストを補正する「ダイナミックコントラスト」や色調を補正する「カラーエンハンスメント」を使用すれば、より美しい動画を再生可能だ。

 dynabook T95/Vであれば、持ち運んで4K写真や動画を楽しむこともできる。例えば、4Kに対応するデジタルカメラやビデオカメラで撮影した子供の写真や動画を自宅内で場所を移動して楽しめるほか、帰省時に祖父母に観せたりすることも可能だ。場所を選ばずに4Kコンテンツが楽しめるのがdynabook T95/Vの最大の魅力だろう。

harman/kardonのステレオスピーカーを採用

スピーカーはキーボード上部にあり、harman/kardon製を採用している

 dynabook T95/Vは、老舗オーディオ ブランド「harman/kardon」のステレオスピーカーを内蔵している。映画鑑賞時などに、低音から高音までしっかりと迫力あるサウンドを楽しめる。また、「DTS Sound」を搭載し、「低音ブースト」や「サラウンド」などを鑑賞する作品ごとに好みでカスタムすれば、より楽しむことが可能だ。

4Kをどこでも楽しみたい人にオススメ

ノートパソコンでも4Kを楽しみたいという人に最適なマシンだ

 最近は4Kに対応するカメラや動画配信サイトなどの登場により、どんどん4Kが身近になってきているように感じる。4K解像度に対応するノートパソコンのdynabook T95/Vも、身近になったと感じる要因の1つだ。持ち運んで使うことで、色々な場所で色々な人と4K画像/動画を楽しむことができる。スタイリッシュな15.6型ノートパソコンや4Kに対応したノートパソコンがほしいという人は、dynabook T95/Vを選択してみてはいかがだろうか。

試用機の主なスペック
機種名 dynabook T95/V
CPU Core i7-6700HQ(2.6GHz)
グラフィックス インテル HD グラフィックス 530
メモリー 8GB/16GB
ストレージ 1TB ハイブリッドHDD
ディスプレー 15.6型(3840×2160ドット)、Clear SuperView IPS液晶
通信規格 有線LAN(1000BASE-T)、無線LAN(IEEE 802.11a/b/g/n/ac)、Bluetooth 4.0)
内蔵ドライブ Blu-ray Discドライブ
インターフェース USB 3.0端子×4、HDMI出力端子(30Hz、4K対応)、ヘッドセット/ヘッドフォン端子、Ethernet端子、SDカードスロットなど
内蔵スピーカー harman/kardon ステレオスピーカー
ウェブカメラ 約92万画素ウェブカメラ
駆動時間 約3.5時間(JEITAバッテリ動作時間測定法Ver2.0)
サイズ/重量 およそ幅380.0×259.9×高さ24.5mm/重さは約2.4kg
OS Windows 10 Home(64bit)

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