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ガイアの夜明けで”日本製”脚光 Knot機械式腕時計の魅力

2016年06月01日 06時00分更新

文● 盛田 諒(Ryo Morita)

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腕時計ベンチャーKnotが今年も話題だ。4月に同社初となる機械式腕時計「AT-38」を発売。5月31日放送のテレビ番組「ガイアの夜明け」では“日本製”制作の舞台裏を放送していた。Knotの近況をまとめる。

■腕時計革命ふたたび Knot機械式に挑戦(2016年4月28日)

 機械式腕時計「AT-38」のケースはサージカルステンレススチール316L、製造は福島・林精器製造。「鍛造製法」による硬質なステンレスに、同社の職人が「ザラツ研磨」を施して表面を仕上げたもの。ムーブメントが裏側から見える。

 ムーブメントはミヨタ製8振動ムーブメント「cal.9015」。ムーブメントが3.9mmと薄く、ケースの薄さに貢献している。文字盤の製造は秋田・セレクトラ。インデックスの植え付けも日本製にこだわっている。

 風防は無反射コーティングのサファイアガラス。ケース径38mm、厚さ10mm。手首がきゃしゃな男性でも合わせやすい。重量約50g。自動巻き+手巻き、3針、カレンダー付き。文字盤はホワイト、ブラック、ネイビーの3種類。

■国産機械式腕時計、若者が買える価格で(2016年5月27日)

 AT-38は純日本製。腕時計の主要3パーツ、ムーブメント、ケース、そして文字盤がすべてメイド・イン・ジャパンです。

 とくにめずらしいのは、インデックス(時間をあらわす数字部分)の植えつけ。これがめちゃくちゃ難しい。もともと日本でつちかってきた技術なんですが、コストの問題で多くが中国に“輸出”されていた。それを秋田の老舗腕時計製造工場セレクトラにもちこんで、「もう一度、日本で植えつけができないか」と。

 ケースは老舗の林精器がザラツ研磨を施したものです。バックスケルトンで、風防はサファイアガラスの無反射コーティング。

 林精器は国産機械式時計ケースを製造している、世界屈指の金属加工工場。AT-38開発のテーマ「部品1つに至るまで、限りなく日本製にこだわる」を実現するために不可欠なパートナーでした。

(語り・Knot遠藤弘満代表)

■腕時計ベンチャーKnot 横浜・元町にショップ開店(2016年4月29日)

 4月30日、横浜・元町にKnot直営店がオープンした。同社製の腕時計を試着できる。価格は1万円台から。直営店は東京・吉祥寺、大阪・心斎橋に続く3店目。

 場所は元町・クラフトマンシップストリート。工房併設の宝飾品店やカバン店、家具の修理店などが並ぶ一角にある。かつては洋風家具の町工場が立ち並んでいたという歴史的ないわれがあるそうだ。

 店内はファクトリー(工場)のコンセプトで統一。壁には腕時計のパーツをつくる人びとの写真が並ぶ。店の奥には実際に職人が入って腕時計やストラップの製造工程を見せる工房スペースを設けた。工房スペースは外からも目に入る。

 工房スペースの手前では、29日発売の機械式腕時計「AT-38」をガラスケースで展示販売。専門スタッフがコンシェルジェ役にあたり、仕様や製造工程を説明する。ストラップも好きなものを選択可能だ。


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盛田 諒(Ryo Morita)

1983年生まれ、記者自由型。戦う人が好き。一緒にいいことしましょう。Facebookでおたより募集中

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(提供:Knot)

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