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記事の説得力を定量、可視化してみた=論理性はゼロ

連載
ASCII STARTUP週末かわら版

編集部でのこぼれ話を中心に、この先のスタートアップ関連の動きをおさらい! 記事にする必要のない余計な情報、ウラ話を中心にゆる~くお届けします。

鈴木:こんにちは。論理性0の集団“アスキー スタートアップ”です。

北島:先週話していた分析結果がさっそくきたわけですか。仕事早いね。

当座談会を分析したスコア。論理性はゼロ。対策の充実度は瀕死レベル

鈴木:営業マンのトークなどのノウハウや知見、説得力を定量、可視化できるコグニティのサービス『UpSighter』で、我々の座談会記事(これ)を2週ぶん分析してもらったんですよ。そうしたら、2週連続で論理性0という結果をいただきました!

北島:まったく論理に乏しい座談会を繰り広げている我々からすると誇らしい結果というわけでしょうか。

盛田:ロジカルでないとしたらなんでしょうね。エモーションですかね。エモい座談会。

鈴木:「安定しての論理性0、うちのサービスの品質が証明された気がします」と代表の河野さんからメッセージをいただきました。

北島:データ的には珍しい部類だったんですよね?

鈴木「同じ著者でも論理性0が2連続するなんて、これまで見たことないです」とのことです。

盛田:日常系座談会ですからね。事件も起きず解決もしない。

北島:「警告」「疑問」「対案」とか、まったく足りてないパラメータがあったはず。そういったものがあってもいいんだと学びがあるわけですよ。

鈴木:そうですね。それと誤解がないようにいうと、この結果がダメなわけではないと。

北島:「アイデア提案」「事実情報」「理由付け」については高評価いただいてますね。そっち方面の評価なのかな?

盛田:今後はあえて警告や疑問を出しまくってシステムを混乱させてみたいですね。巨大隕石が地球に向かって落下してくる可能性がある。わたしたちがスーパーパワーを得ることで解決する。

鈴木:聞かせてもらった。人類は滅亡する!

北島:な、なんだってーーー!?

鈴木:論理性0に納得する会話内容になっている!

盛田:たぶん次回「知性が0」って出ると思います。

北島:そういうのもわかっちゃうの? ……ってそろそろ次の話にいきますかね。

鈴木:ではでは、コグニティは今後、要取材ってことで。

北島:何かピンポイントにこれを分析ってのを考えてみても面白いかもね。

Slush Asiaで見つけた気になるモノ

北島:先週は大玉イベントありましたね。

鈴木:3人が行ったというのは、なかなかないですよね。さすがSlush Asia!

盛田:びっくりするくらいフィンランド版Slushが再現されてました。小さなピッチステージの上に吊ってあった幽霊みたいなランプシェードが「あれフィンランドで見たやつや!」ってなった。

鈴木:へえーなんだかアジアっぽいので、こちらで用意したものかと思っていましたよ。

北島:みたいですね。話に聞いていたより、学生イベントしていた印象。持ってきた! ってのはわかりやすくイメージ伝わりますね。

盛田:前までは場所もちがったのですよね。

鈴木:前回は豊洲の海沿いに白いドーム型テントが連なっていて、こ、これが海外のスタートアップイベントかよと驚かされました。こちらは去年の写真です。

北島:去年は去年ですごいのよね。今回も、ビールとピザとかあったんですよね。そっち全然行けてない……。私はお話聞くだけで終わった感じ。

盛田:キッチンバンが止まってて飲みもの・食べもの売ってる感じもフィンランドそのまんまでした。

鈴木:ふつうに昼間からビールですもんね。セッションによっては、座っていた人にビール配られていた。おいってツッコミそうになりましたが。

北島:そういうのも含めて、本場との比較ってところは実際行った盛田さんにぜひ聞きたいんだけど、突っ込んだ再現率はいかほどだったの?

盛田:雰囲気はすごくよく出ていた感じ。ちがったのは会場のスケール、もうちょっと向こうは広く感じたかなー。あとフィンランドは全体的に参加者が若くて、やっぱり学生が多かったかも。

北島:そこはこれから変わっていくのかな。運営まわりは完全に学生だったし。

鈴木:運営は学生ボランティアがしていました。

盛田:逆に、ほかのスタートアップイベントとちがって「海外に打って出たいからSlushに出ることにした」ってスタートアップが多かったりした。そこはSlushらしい感じなのかなと思ったです。

北島:立ち位置明確ですばらしいですね。ちなみに記事になってたのを見ると、鈴木さんも盛田さんも見ているところかぶってましたね。

盛田:アパ社長。

鈴木:だって社長本人が来るって言うんだもん。わたくしは初日はたっぷりいたので、そこはおさえましたよ。

北島:アパ社長海外に打って出るのか……。

盛田:行きたかった……元谷芙美子社長に「これ似てると思いますか?」って聞きたかった……。

鈴木:人工知能社長を「かわいい」とは言ってました。

盛田:逆にアパ社長のインパクトがでかすぎて、ほかのスタートアップブースが回れていなかったりする。wordeeはおもしろかったですよね。光るマウスみたいなやつ。

鈴木:何気に2人とも記事で紹介してしまっていたという。それはアパとwordeeだけ。

北島:会場でも目立っていたってことですよね。

鈴木:紹介していないところでおもしろかったのは『Blincam』というウインクで撮影するウェアラブルカメラですかね。会場写真じゃないのがすみませんが、こちら。

盛田:かわいい!メガネ女子かわいい!!

北島:うんかわいい。メガネにあとから付属させるってやつでしたっけ? なかなかの存在感ですが、試作品なのかな。

鈴木:今後、クラウドファンディングを開始するとのことです。

盛田:でもたしかに頭はいいかも。体験は追従速度にかかっている感じ。グーグルグラスに求めていたのは起動速度とAFがすばやいカメラなんですよね…。

北島:そのままInstagramとかと連携したりするとか面白そうですね。女子だけに使ってもらいたい。

鈴木:あと装着型カメラと言ったら、こちら。

北島:記事にもなってたかなこれ。なにやら既視感が……。

盛田:観光地にある100円入れるとみられるようになるやつでしたっけ。

鈴木:そんな望遠鏡的なガジェットですが、『Touchy』という、コミュニケーションを育むヒューマンカメラ。これはモノ自体を販売するというよりはイベント用、盛り上げに使うようなものとのことです。頭にかぶった人と10秒間握手をするとシャッターが下りる仕組みになっているんだとか。

盛田:握手してる人の笑顔がひきつりそうで若干不安です。

北島:ブレ気になるけど、インパクトは最高に出そう。そしてこのビジュアルにした理由が知りたい。

来週はアプリ万博

北島:今回も「警告」「疑問」「対案」はあまりなかったわけですが、来週の予定にいきますかね。

鈴木:疑問に感じる画像は提示してしまいましたが。来週はアプリ万博に行ってきますよ。TechWave増田さんがやっていたアプリ博が規模を拡大して、2日間になりました。

北島:私はユニロボット見てくる予定ですねー。どこまで進化しているのか聞いてきます。

盛田:来週はNTTコミュニケーションズのKさんにお呼ばれして、なんだかスタートアップの新製品を見せてもらう予定です。なに見せてくれるんだろうか。どきどき。

北島:あと、mitsucariという企業カルチャーフィット分析サービスをASCIIのTECHチームとASCII STARTUPでアンケートした結果も今後出るようなので、そちらのお話しも聞いてきます。

●今週の一言
盛田:経産省官僚とトヨタ社員が起業してつくった超小型モビリティー「rimOnO」に乗ってきました。
鈴木:世代直撃した小室さんのパフォーマンス圧巻でした。
北島:今時の脳波分析体験しました。進化具合がよかったです。

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