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ソニー「4K ハンディカム」新モデルは暗所にも手ブレにもさらに強くなった! 

2016年01月13日 13時00分更新

文● ハシモト/ASCII編集部

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ソニー「ハンディカム」の4Kモデル

ソニー「ハンディカム」の4Kモデル

 ソニーは1月13日、ビデオカメラ「ハンディカム」として、4Kモデル2製品、2K(フルHD)モデル3製品を発売すると発表した。海外ではすでに「CES 2016」にて発表されている。

 4KモデルはEVFを搭載する「FDR-AX55」(予想実売化価格15万円前後)と、EVF非搭載の「FDR-AX40」(同13万円前後)の2機種を2月19日に発売予定。なお、AX40はマニュアルリングとナイトショット機能が省かれている。

「ZEISS バリオ・ゾナーT*」レンズを採用。光学20倍ズームだ

「ZEISS バリオ・ゾナーT*」レンズを採用。光学20倍ズームだ

 新モデルは「ZEISS バリオ・ゾナーT*」レンズを採用することで、画面の隅々まで高解像な映像を撮影できる。また、光学ズームが従来の10倍から20倍にアップしている。

AX55はEVFを搭載する

AX55はEVFを搭載する

側面にNFC受信部を搭載。ちなみに本体USBケーブルは省略された

側面にNFC受信部を搭載。ちなみに本体USBケーブルは省略された

 撮像素子は1/2.5型の裏面照射型センサーを採用するが、センサーが16:9の形状になっているほか、画素数を従来モデルの1890万画素から857万画素に落とすことで、1画素あたりの面積が大きくなり、より光を集めやすくしている。これにより、従来モデルよりも暗所撮影に強くなっている。

手ブレ解析でブレを補正する「インテリジェントアクティブ」モードを搭載

手ブレ解析でブレを補正する「インテリジェントアクティブ」モードを搭載

 手ブレ補正には同社独自の「空間光学手ブレ補正」を採用。また、2K撮影モード時は手ブレ解析による補正でさらにブレを低減する。さらに、同社のデジカメで採用されている「ファストインテリジェントAF」を搭載し、AF速度が40%ほど改善しているという。

 撮影機能は、120fpsのハイスピード撮影に対応するほか、タイムラプス動画の生成、タイムコード/ユーザービット表示による編集に対応。XAVC S撮影時の記録メディアは従来のSDXCカードに加え、SDHCカードにも対応する。

サラウンド収録に対応する新マイク

サラウンド収録に対応する新マイク

 そのほか、内蔵マイクが従来の1方向のみの集音に対して、5方向からの集音に対応。AVCHD記録時には5.1chで収録が可能だ。

プロジェクター内蔵モデル「PJ675」

プロジェクター内蔵モデル「PJ675」

 2Kモデルはプロジェクター内蔵の「HDR-PJ675」(予想実売価格8万6000円前後)、プロジェクター非搭載の「HDR-CX675」(同7万5000円前後)、エントリーモデルとなる「HDR-CX485」(予想実売価格6万5000円前後)を1月22日に発売予定。

プロジェクター非搭載の「CX675」

プロジェクター非搭載の「CX675」は4色から選べる

 PJ675とCX675は光学60倍の高倍率ズームモデルで、空間光学手ブレ補正を搭載。新たに手ブレ解析によるブレ補正機能を搭載したほか、ファストインテリジェントAFやタイムラプス撮影機能も搭載する。

 CX485は光学30倍ズームモデルで、空間光学手ブレ補正は搭載しないが、ファストインテリジェントAFやタイムラプス機能などを搭載する。

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