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荻窪圭の“這いつくばって猫に近づけ” ― 第435回

「THETA S」で見た、15年通ってる川原の屋根上猫の姿

2015年12月04日 12時00分更新

文● 荻窪圭/猫写真家

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屋根の上から顔をひょっこり出した、の図。屋根の上だと安心するのかけっこう寄っても逃げないのであった(2015年11月 オリンパス Stylus 1s)
屋根の上から顔をひょっこり出した、の図。屋根の上だと安心するのかけっこう寄っても逃げないのであった(2015年11月 オリンパス Stylus 1s)

 何年も前から時折自転車で訪れる川原の猫スポットがあって、試しにそこで撮った一番古い猫写真はどれかと探してみたら、2000年5月だった。15年前だ。カメラはソニーの「Cyber-shot F55V」。レンズ部が回転するカメラで、記録メディアはメモリースティック。

15年前のコンデジで撮った猫。レンズが回転するカメラなので這いつくばらずに済んでおります。うしろの鉄橋がまだ工事中。寄り添っておりました(2000年5月 SONY Cyber-shot DSC-F55V)
15年前のコンデジで撮った猫。レンズが回転するカメラなので這いつくばらずに済んでおります。うしろの鉄橋がまだ工事中。寄り添っておりました(2000年5月 SONY Cyber-shot DSC-F55V)

 昔話をしたいわけじゃないのだが、15年以上ずっとそこに猫がいるってのはすごいなと。最初に出会った猫はきっともう生きてないだろうし、今でもいる猫で一番の年寄りは15歳を越えているそうである。

15歳を越えているサビネコ。最近、撫でると「ああ年をとったなあ」という感触が手に伝わってくる。人なつこくて、座るとすぐ近寄ってきて、時にはヒザに乗ることも(2015年5月 ニコン Nikon1 J5)
15歳を越えているサビネコ。最近、撫でると「ああ年をとったなあ」という感触が手に伝わってくる。人なつこくて、座るとすぐ近寄ってきて、時にはヒザに乗ることも(2015年5月 ニコン Nikon1 J5)

 で、ここの猫たちはいつも地面に、ときどき塀の上でくつろいでたりするのだが、あるとき屋根の上にいるのを見つけたのである。

 10年以上ちょこまかと顔を出してて、ここでくつろいでるのを見たのははじめてだったので、ちょっとびっくり。ここ、猫が何匹もいるスポットなので、屋根の上まで目が行かなかっただけなのかも。

 どうも裏手に屋根に上りやすいルートがあるらしく、裏から上ったり下りたりしてる。

屋根の上でくつろいでる姿を発見。人に構われたくないときにはよい逃げ場所のようで、実に気持ちよさそうである(2014年9月 ニコン Nikon1 V3)
屋根の上でくつろいでる姿を発見。人に構われたくないときにはよい逃げ場所のようで、実に気持ちよさそうである(2014年9月 ニコン Nikon1 V3)

 その1年後、また屋根の上に猫がいた。白猫であるが、1年前の猫とは模様がちょっと違う。きっと家族である。親子か親戚か兄弟かしらないけど、まだ小さい頃、この近くで見た記憶がある。

 この白猫の一族がきっと屋根好きなのだ。

1年前の猫とはちょっと模様が違う白猫。モニターを逆にチルトさせて背伸びして正面から狙ってみた。背伸びして猫に近づけ(2015年9月 ソニー Cyber-shot DSC-RX100M3)
1年前の猫とはちょっと模様が違う白猫。モニターを逆にチルトさせて背伸びして正面から狙ってみた。背伸びして猫に近づけ(2015年9月 ソニー Cyber-shot DSC-RX100M3)

 つい先日訪れたときも屋根の上で日向ぼっこしてた。

 人が苦手な猫にはくつろぐのにちょうどいいのだろう。

動きはじめる前にかならず伸びをいれるのがよいね。こちらは9月に出会ったのと多分同じ白猫だ(2015年11月 オリンパス Stylus 1s)
動きはじめる前にかならず伸びをいれるのがよいね。こちらは9月に出会ったのと多分同じ白猫だ(2015年11月 オリンパス Stylus 1s)

 目が合うと、ああ、ばれちゃったという感じで、背伸びしてから移動しちゃったのである。

(次ページに続く、「全天球カメラで見た、屋根の上のスゴイ光景!

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