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シャープ、静音性を高めた大風量の空気清浄機「FP-140EX」

2015年12月02日 11時00分更新

文● 大河原克行、編集●ハイサイ比嘉

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天井設置型の第2弾「IG-HTA30」

 プラズマクラスターイオン発生機としては、2製品を新たに発売した。市場想定価格は、2畳用が3万円前後、1畳用が2万2000円前後。いずれも税別。11月26日から発売。

 

 LEDライトを搭載するとともに、床などに付着している「ニオイ原因菌」を除菌・消臭できる天井設置型プラズマクラスターイオン発生機の第2弾として、玄関や洗面所など2畳空間で使用できる「IG-HTA30」を発売する。

2畳空間で使用できる「IG-HTA30」

 電源部に一般的な照明に使われているE26口金形状を採用。電球交換のように手軽に取り付けられる同製品は、従来モデルの「IG-GTA20」では、トイレでの用途を想定し、1畳空間用としていたが、玄関や洗面所など、トイレ以外の場所でも使いたいという要望に応え、2畳空間モデルとし、これまで以上に広い空間での効果を実現する。

 電源コンセントや設置スペースがなくても使えることや、人感センサーによりLEDライトが消灯すると、プラズマクラスターの運転を自動で行うといった機能を踏襲。設置場所が広がることから、その空間にあわせて明るさを60W形相当、40W形相当、30W形相当の3段階に切り替えたり、静かな運転モードを選択できるようにした。

明るさや運転モードを切り替えることができるようになっている

 また同社では、1畳用製品の後継機として、「IG-HTA20」も発売。ファンの小型化などにより、従来製品に比べ体積を約30%削減。運転音の静音化もはかっている。

1畳用製品の「IG-HTA20」

 ちなみに、今回の新製品から、同製品に「ニオワンLEDプラス」というブランド名を新たにつけた。臭いのもととなる付着ニオイ原因菌を除菌、消臭するという同製品の特徴を表現し、「臭わない」という語感にあわせて決定した。実は、「ニオワン」は、かつて同社が石油ファンヒーターに使用していたブランド。「ニオワン」や「201」と表記され、石油の嫌な臭いが少ないといった特徴を表現した。

 プラズマクラスターイオン発生機を担当している事業部門を辿ると、石油ファンヒーターを担当していた部門に行き着き、社内でもこのブランドの復活を懐かしむ声もあったという。LED照明を搭載していることから、「ニオワンLEDプラス」として、プラズマクラスターイオン発生機のブランドとして生まれ変わったことになる。

ベッドサイドでの利用を想定した「IG-HBP1」

 もうひとつの製品は、ベッドサイドでの利用を想定したプラズマクラスターイオン発生機「IG-HBP1」だ。

ベッドサイドでの利用を想定した「IG-HBP1」

 やすらぎを求める忙しい女性をターゲットとして開発した同製品は、中心香水瓶をモチーフとしたスリムなシェードスタイルを採用。シェードに浮かぶシルエットに水が入っているかのように感じさせるデザインのほか、従来モデルに比べて、狭いスペースでも設置しやすいようにした。

 プラズマクラスターイオンが持つ美肌効果と、さくら色のあかりによるリラックス空間の演出によって、枕元をトータルでケアできるという従来製品の特徴を継続。寝ている間に肌をケアする「おやすみ運転」では、高濃度プラズマクラスターイオンを取り囲む水分子が、肌表面に水分子コートを形成し、肌にツヤとハリを与えてキメを整える。また、起床後には、「枕リフレッシュ運転」で、枕に付着した汗のニオイや髪を乾かさずに 寝た時の生乾き臭を消臭。30~40代特有の体臭も消臭できるという。

 また、さくら色のあかりは、明・暗の2段階切り替えができ、リラックス効果を与えるという。

 市場想定価格は、2万円前後(税別)。11月26日から発売済み。本体部分は従来製品として基本構造は同じであり、シェード部分を取り替えると、デザインを楽しむことができるという仕組みになっている。今後は、サードパーティーとの連携などによって、デザインバリエーションが登場する可能性も期待される。


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