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山根博士の海外モバイル通信 ― 第262回

アルカテルのモバイルバッテリー付き韓国版SIMフリースマホを購入してみた

2015年10月18日 12時00分更新

文● 山根康宏 編集●ゆうこば

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 日本に本格参入を開始したアルカテル。この秋は「ALCATEL ONTOUCH idol 3」の販売を始めています。後発だけに同社は他社製品にない上下反転機能で勝負を賭けています。一方日本のお隣、韓国でも同社は同様に今年からスマホ市場に参入開始。投入したモデルは日本とは異なるコスパに優れたミッドレンジ機ですが、なかなか楽しいオマケがついてくるのです。

韓国ではフランス生まれのオシャレ感をアピール

日本のアルカテルとは異なるパッケージ

 韓国販売のモデルは「ALCATEL ONETOUCH Chac」。パッケージは無印良品的なクラフト紙を使っており、ちょいと小粋な雑貨をイメージしているようです。色づかいもどことなくIT製品っぽくないですよね。

エッフェル塔が描かれた製品シール

 パッケージ横を見るとIMEI番号や管理バーコードなどが貼られたラベルにエッフェル塔が描かれています。韓国でもアルカテルは「フランス発」を強く意識した広告展開をしているのですが、こんな細かい所にもそれが表れているワケです。

TVのCMもパリを推しまくり

 ちなみに、こちらがChacのTV-CMのワンシーン。パリのおしゃれさん、というようなCMを流しているのです。ちなみに、機能のことはCMではほとんど触れていません。いまのスマホって、もう機能はミッドレンジ機でも必要十分なものを搭載していますからね。

本体に比べてパッケージは大きい

 Chacの本体サイズは69.7(W)×7.45(D)×136.5(H)ミリ。ディスプレーは5インチHD解像度で、日本発売の『idol 3』が5.5インチなのに箱の大きさはChacのほうが大きいのは不思議ですね。

ミッドレンジで4万円の低価格

 CPUはSnapdragon 400(クアッドコア、1.2GHz)。メモリーは1GB、ストレージは8GB。カメラは背面が800万画素で、正面が130万画素。販売はキャリア(SKテレコム)経由で価格は3万円台と低めに抑えられています。なお、契約すれば1万円以下と激安で買える模様。ちなみに、韓国はキャリア品もSIMロックはありません。筆者が購入したモデルも契約したのではなく、ヨンサンにあるITビルの携帯電話フロアでワケありで流れてきたものを買ったものです。

SIMスロットの開け方がちょっと珍しい

 SIMはマイクロサイズを使いますが、SIMの出し入れがちょっと特殊です。トレイではなくスロット式なのですが、ふたの部分は角を本体付属の板を使って押して開けるという構造。つめ先でも押すことはできますが説明を聞かないと開け方がわからないかもしれません。なお、本体の裏には開け方が書かれたステッカーが貼られています。

台形の本体断面は持ちやすさを考えたもの

 Chacを手に持ってみるとなんだか持ちやすいように感じます。とくにホームボタンを押したり画面をタッチするときなどにChac本体が手にしっかりとホールドされているように感じられるのです。これは本体の断面が台形になっていて、上部と下部がわずかに内側に傾いた断面形状になっているからのようです。

本体に付属している“黄色い謎の物体”の正体は?

箱の中にはオマケがたくさんついている

 さて、本体を取り出して見ると、その下には黄色い小型の謎の物体、さらにその下の箱の中にはケースや保護フィルムが入っています。フィルムはメジャーでは無い端末の場合、購入しにくいだけにうれしいですよね。日本発売のidol 3も保護フィルムは標準で付属してきます。また、ケースも簡単なものですが別途買うのも大変なだけにありがたいもの。

黄色い物体はバッテリー
吸盤で本体にくっつける

 さて、カラフルな黄色いものは一体何でしょうか? これはモバイルバッテリーです。サイズは58(W)×5(D)×104(H)ミリと名刺を少し長くしたくらいの大きさ。容量は1000mAhですが緊急時用として使いやすそう。

ポケットに入れておくと便利

 裏側の吸盤を使ってスマホにピタリと貼り付けられるので、このようにスマートに使うことができます。一般的なUSBケーブルを使うモバイルバッテリーより便利でしょう。

せっかくなので日本のアルカテルにつけてみた

 ケーブルは柔軟性があるのでidol 3のようにUSB端子の位置が中央に無い端末でも使うことができます。

このまま日本でも売っていいレベル

 韓国もキャリア契約が基本の国で、スマホのキャリア公示価格はやや高めに設定されています。このChacはスペックを考えるとSIMフリー単体で2万円台前半で販売できるでしょうね。このパッケージの日本でSIMフリー機として出しても十分いけるような気がします。日本に本格参入をはじめたアルカテル、このChacもぜひラインナップに加えてほしいものです。

■山根康宏さんのオフィシャルサイト

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