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フルリニューアルでWAF無償提供、SLA導入なども

「さくらの専用サーバ」がプランおよび採用ハードを刷新

2015年10月13日 14時00分更新

文● 大塚昭彦/TECH.ASCII.jp

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 さくらインターネットは、同社の専有型レンタルサーバーサービス「さくらの専用サーバ」を10月20日にフルリニューアルすると発表した。提供サーバーモデルおよびプランを刷新するとともに、Webアプリケーションファイアウォール(WAF)の無償提供や、サービス品質保証(SLA)の導入などを行う。

「さくらの専用サーバ」リニューアル後の新しいプラン(サーバーシリーズ)

 さくらの専用サーバは、「クラウドの使い勝手と物理サーバーの性能」をうたう専有型レンタルサーバー。申し込みから短時間(最短10分)で利用でき、コントロールパネルからユーザー自身がOSインストールやサーバー再起動を操作できることが特徴。台数に上限はなく、メモリやストレージの追加もできる。

 今回のリニューアルでは、新しいサーバーモデルを採用した、新しいプラン(サーバーシリーズ)を提供する。具体的には、コストパフォーマンスに優れた「スタンダードシリーズ」、高いスペックと豊富なオプションが選択可能な「パフォーマンスシリーズ」、ネットワークや電源の冗長化により高信頼性を持つ「エンタープライズシリーズ」に変更される。

パフォーマンスシリーズで採用するNEC「Express5800 E120f-M」

エンタープライズシリーズで採用する富士通「PRIMERGY RX2530 M1」

 また、ジェイピー・セキュアが開発するWAFソフトウェア「SiteGuard Lite」を一部OSで無償提供するほか、新しいサーバーシリーズについてはSLAを導入し、ネットワーク稼働率およびサーバーハードウェア交換時間を保証するとしている。

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