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ソニーのノイズキャンセルはハイレゾ時代に突入!  第3回

ソニー最新イヤフォンでハイレゾスマホでもノイキャンが使える!

2015年09月24日 12時00分更新

文● 鳥居一豊

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デュアルノイズセンサーテクノロジーでノイズ低減効果を向上!
ソニー「MDR-EX750NA」

MDR-EX750NA。カナル型のハウジングとスマホなどの再生コントロール用のリモコン/マイク、バッテリーとノイズキャンセル機能を持つコントローラーで構成される

MDR-EX750NA。カナル型のハウジングとスマホなどの再生コントロール用のリモコン/マイク、バッテリーとノイズキャンセル機能を持つコントローラーで構成される

 一番手はソニーの「h.ear inNC」こと「MDR-EX750NA」(予想実売価格 2万1000円前後)だ。

 外見を見ると、ノイズキャンセルユニットとバッテリーを内蔵するコントローラーを備えている点が大きく異なるが、ハウジングの形状などは、ウォークマン A20HN付属イヤフォンおよび単売モデルの「MDR-NW750N」(予想実売価格 1万2000円前後)とそっくりだ。

MDR-EX750NAのハウジング部。ハウジングの外側にあるのがフィードフォワード用のマイク。写真では見えないがイヤーチップ側にフィードバック用のマイクもある

MDR-EX750NAのハウジング部。ハウジングの外側にあるのがフィードフォワード用のマイク。写真では見えないがイヤーチップ側にフィードバック用のマイクもある

バッテリー/ノイズキャンセルユニット。充電はmicroUSB端子を使って行なう

バッテリー/ノイズキャンセルユニット。充電はmicroUSB端子を使って行なう

 厳密に言うと、「h.ear in」の「MDR-EX750」(予想実売価格 1万円前後)のノイズキャンセルモデルなのだが、いずれも新開発の9mmドライバーユニットを採用し、シンプルな造形のアルミハウジングを採用するなど、ベースは共通なので似ているのも当然。

 だが、同じノイズキャンセル対応であるMDR-NW750Nと比べても大きく違う点がある。それが、デュアルノイズセンサーテクノロジー。MDR-NW750Nではマイクはハウジングの外側に備えたフィードフォワード方式なのだが、MDR-EX750NAはフィードバック方式のマイクも備えたデュアル方式になっている。

 ハウジングの内側にあるマイクは外見からは見えにくいが、音道管(ドライバーから出た音を放出する管の部分、イヤーチップを装着する部分と考えていい)の付近に内蔵されており、ハウジングを耳に装着した状態で耳の中で聞こえるノイズを拾うわけだ。

リモコン/マイク部分の表側。ワンボタン式の操作ボタンと通話用のマイクがある

リモコン/マイク部分の表側。ワンボタン式の操作ボタンと通話用のマイクがある

反対側にはノイズキャンセル機能のスイッチがある

反対側にはノイズキャンセル機能のスイッチがある

(次ページに続く、「音楽を再生しないと孤独感を味わえる!? 恐るべきノイキャン性能」)

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