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iPhone 6sでのネットワークの違いは? ドコモが262.5Mbpsで先行!

2015年09月12日 21時00分更新

文● 二子/ASCII.jp

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 予約受付も開始されたiPhone 6s/iPhone 6s Plus。iPhoneを買う際、ユーザーが最も注目しているポイントは「ネットワーク」ということで、発表直前に新iPhoneのネットワークがどうなるかという予測記事を掲載したが(関連記事)、今回はその答え合わせも含めて、各キャリアの状況を見ていく。

 まず、iPhone 6s/iPhone 6s Plusは、下り最大300MbpsのLTE Advancedに対応したことで、3キャリアそれぞれの最新最速ネットワークが利用できることになりそうだ。その中でも、新iPhoneに合わせて下り最大262.5Mbpsの高速ネットワークを発表したのがドコモだ。

ハードウェアとしては、下り最大300Mbpsのネットワークまでに対応。これにより国内3キャリアの最速ネットワークが利用できるようになった

下り最大262.5Mbpsの「PREMIUM 4G」を投入するドコモ
そのエリアにも期待が持てそう?

 ドコモは、iPhone 6/iPhone 6 Plusの発表直後の10日、国内では最速となる下り最大262.5Mbpsの「PREMIUM 4G」を25日に開始すると発表した。対応スマホはiPhone 6s/iPhone 6s Plusの2機種なので、まさに今回の新iPhoneに合わせてのリリースと言える。

今春スタートのPREMIUM 4GがiPhone 6sとともにさらに高速化!

 PREMIUM 4G自体は今春からすでに下り最大225Mbpsでスタートし、モバイルルーターや夏モデルのAndroidスマホで利用可能になっている。前述の記事では、この下り最大225Mbpsのネットワークが新iPhoneで利用可能になると予想していたのだが、さらにもう1歩先に進んだと言える。

 この高速化の裏側にあるのは周波数の組み合わせの変更。PREMIUM 4Gでは、LTE Advancedに含まれるキャリアアグリゲーション(CA)と呼ばれる技術を用いている。CAは複数(現在は2つ)の周波数を束ねて利用することで、通信速度を高速化する。

 従来は東名阪では1.7GHz(バンド3)と800MHz(バンド19)、それ以外では1.5GHz(バンド21)と2GHz(バンド1)の組み合わせだった。これが下り最大262.5Mbpsのサービスでは、1.7GHz(バンド3)と2GHz(バンド1)が用いられる。

メインで広く使われている2GHzと、最近都心部などでは基地局数が増えている1.7GHzの組み合わせにより、比較的広いエリアで下り最大262.5Mbpsのネットワークが使えることに期待したい

 2GHz(バンド1)はドコモが全国でエリア化に用いているメインの周波数、1.7GHz(バンド3)は都市部の高速基地局用として数を増やしている周波数。下り最大262.5Mbps対応は東名阪の一部エリア(それ以外では下り最大187.5Mbps)だが、都心部のユーザーにとってはかなり広いエリアで利用できる可能性がある。

 また、ドコモは広い範囲をカバーするマクロセルの中に、狭い範囲のみをカバーするスモールセルを追加する、アドオンセル技術(高度化C-RAN)の導入にも積極的だ。スモールセルは人が集まる場所などに重点的に導入して混雑を緩和するとともに、より広いエリアはマクロセルでカバーする。

スモールセルとマクロセルでそれぞれ異なる周波数を用い、それを束ねて高速化する

 スモールセルとマクロセルでは異なる周波数を用いており、この2つをCAで束ねることで通信を高速化するとともに、移動しながらの通信にも強い(スモールセルのエリア外に出てもマクロセルでカバーし続ける)ネットワークを構築している点をアピールしている。


(次ページでは、「auは4G LTEとWiMAX 2+のダブルCA」)

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