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5分以内通話定額で1000円安 iPhone 6s発売を新料金で迎えるau

2015年09月11日 17時50分更新

文● 南田ゴウ

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 auは9月18日から、国内通話定額プランに月額1700円で回数制限なく5分以内の通話が無料の「スーパーカケホ(電話カケ放題プランS)」を追加する。対象は4G LTE対応スマホ。

KDDI代表取締役執行役員専務の石川雄三氏

 新料金プラン説明会にはKDDI代表取締役執行役員専務の石川雄三が登壇。「3キャリアの基本料金は横並びで、ユーザーからも基本料金が高いという声が高かった」と語る。

スーパーカケホは月額料金が1000円安くなる

 新基本料金プラン「スーパーカケホ」は3GB、5GB、8GB、10GB、13GBのデータ定額が選択(2GBは除く)でき、「auスマートバリュー」を適用すると最大2000円割り引き。データギフトやデータチャージ、データくりこしなどはこれまでの定額通話サービス「カケホ」と同様だ。

5分を超える通話は30秒ごとに20円
データ定額2GBは適用範囲外

 5分以内の通話が無料という線引きに関しては、「調査で90%以上の通話が5分以内だった」(石川氏)と語る。なお、3分以内の通話は80%程度が該当していたが「ユーザーに安心して使って頂けるために5分に設定した」のだという。

auの調査では5分以内の通話が9割を超える

基本料金が1000円値下げになる効果は

 2GBを適用外とした理由に関して「3GBを6200円で提供する。これは従来の2GBよりも安い。5分以内という制限は付くが、非常にお得なプランだと考えている」(石川氏)。

auの調査では5分以内の通話が9割を超える
データ定額量ごとの料金と「カケホ」との比較

 他キャリアとの月額料金の差に関しては、データ転送量5GB以下ではそれほど差がないが、5GB以上では特に差が出てくる計算だ。

他キャリアとの月額料金の比較

スーパーアップグレードキャンペーンを開始

 auは2015年1月にアップグレードプログラムの提供を開始した。これはプログラムに加入して、税抜月300円の料金を支払っておくと、18ヵ月の継続利用後に機種変更しても、割賦の残代金が無料になるサービスだ。対象機種を購入したユーザーの6割が加入しているなど好調とのこと。ただし、iPhoneは1年に1回新製品が出るため、常に新iPhoneに買い換えたいユーザーには、やや適さないとも言えた。

 そこで今回始まる「スーパーアップグレードキャンペーン」は月300円の料金に加え、「前倒し利用料」として2000円を支払うことで、端末購入から12ヵ月経過後でも適用され、19ヵ月以降(18~24回)、つまり7ヵ月分の割賦残代金をau側が負担してくれるというものだ。さらに12月31日までにiPhone 6s/iPhone 6s Plusを購入すると前倒し利用料も無料となる。キャンペーンの実施期間は2016年3月31日まで。

12ヵ月(1年)ごとの買い換えでもお得となる点を強調
年内のiPhone 6sシリーズ購入で前倒し利用料も無料に

 iPhoneの登場スパンに合わせた12ヵ月経過後の機種変更でもお得ということで、来年また新しいiPhoneを購入したいユーザーにも加入してもらおうという狙いと言える。

通信速度にも自信を示す

 ネットワーク面では、下り最大225Mbpsの4G LTEのキャリアアグリゲーション(CA)と下り最大220MbpsのWiMAX 2+のダブルCAにより「どちらの回線をつかんでもスーパー快適と自負している」(石川氏)と語る。iPhone 6sシリーズからWiMAX 2+のCAも利用できるようになるということで、9月25日から東名阪地域の1都2府15県で下り最大262.5Mbps通信の提供を開始するドコモなど他キャリアと対象地域の拡大を競っていく。

ダブルCAを推し進めるau

乗り換えキャンペーン競争は加熱するか?

 9月25日から12月31日までは下取りプログラムの「スーパー機種変更キャンペーン」も実施される。たとえばiPhone 6 Plus(128GB」の下取り価格は2万7000円。これに加えてau WALLETに1万円チャージされるため、合計では3万7000円相当での下取り価格となる。

iPhoneシリーズの下取り価格

 特徴的なのは注目はiPhone 5シリーズとiPhone 4Sの下取り価格。au WALLETの1万円チャージも適用されるほか、端末の下取り価格は「市場価格より1万円程度高く設定している」(石川氏)とのこと。

 MNPでの購入を検討するユーザーに対しては11月30日まで「auにかえる割スーパー」キャンペーンを実施。新プラン+「データ定額5」では毎月800円1年間割り引き。これはひとつ下のプランと同じ料金という計算だ。データ定額8以上は毎月1700円を1年間割り引き、「スーパーカケホ」の月額基本料が相殺される計算。

MNPユーザー向けのキャンペーンも展開

 石川氏は「3つのスーパーでユーザーにより便利に使って頂くよう努力していく」と語る。また、iPhone 6sシリーズの価格に関しては「できるだけ本日中にお伝えできるよう努力する」とのこと。ウェブページで端末価格を公表する方針を示した。

 5分以内通話という制限はあるものの、月額料金を1000円割り引く今回の新サービスに関して、石川氏は「基本料金が高いというユーザーの声に応えたい」、「大きな値下げだとは思うが大きなインパクトはなく、我々の努力で吸収できると考えている」と回答。他2キャリアに先駆けての新料金プラン発表を果たしたau、ドコモとソフトバンクが対抗策を出すのか、下取り価格をどう設定するかなど、今週末から「iPhone 6s」シリーズが発売される9月25日まで、さまざまな動きがありそうだ。


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