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なぜ紅茶キノコをコンブチャと呼ぶのかは諸説があるらしい

欧州宇宙機関、宇宙で紅茶キノコ(コンブチャ)栽培中

2015年07月31日 19時02分更新

文● 行正和義 編集/ASCII.jp

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EXPOSE-R2実験モジュール (Copyright ESA)

 欧州宇宙機関(ESA)は7月29日、国際宇宙ステーション(ISS)にて紅茶キノコ(KOMBUCHA)を育てていると発表した。

KOMBUCHA(紅茶キノコ)   (Copyright ESA)

 コンブチャ(KOMBUCHA)はいわゆる紅茶キノコで、欧州域で健康飲料として自作する人もいれば、健康ドリンクとして缶入りなどで販売されている人気商品。

KOMBUCHAのバイオフィルム(菌の凝集塊)  (Copyright ESA)

 ESAが実施しているのは微生物飼育装置「EXPOSE-R2」。2014年7月に打ち上げられ、各種微生物758サンプルの宇宙における培養を行なう試験。装置はISSの外に設置され、フィルターされていない太陽光や宇宙放射線曝露した状態で培養、微生物が宇宙空間でどれだけ生き延びるのか、その変異などを研究する。宇宙における生命の起源のほか、シミュレートされた火星や月の土壌の上でも培養し、将来的な宇宙植民などの基礎研究にもなっている。

EXPOSE-R2の設置作業  (Copyright ESA)

 ESAによると、培養株のうちいくつかは紅茶キノコに使用されている菌と同種としている。紅茶キノコ(の菌塊)は高温・放射線に抵抗するためセルロース系構造物を作り出し、将来的な宇宙産業のためのナノ材料としても期待できるという。EXPOSE-R2は18ヵ月の宇宙培養試験を来年初頭に終了し、分析のために地球に戻される予定。

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