このページの本文へ

主催者発表と警視庁調べが大幅に違うイベントなどで使えそう

ツイート数で群集の人数をかなり正確に把握できることが発見

2015年06月01日 15時07分更新

文● 行正和義/ASCII.jp

  • この記事をはてなブックマークに追加
  • 本文印刷

ミラノにおけるツイートアクティビティ、SMSアクティビティ、インターネットアクセスの頻度図

 大群衆の人数をTwitterのツイート数でかなり正確に把握できるという研究結果が5月27日に公開された。

 これは英ウォーリック大学情報科学センター、データサイエンスラボの研究グループによるもの。Twitterの協力のもとで、空港やサッカースタジアム、ミラノ市内におけるツイート数の推移を分析。乗降客数や入場者数と比較した。

 データを時間的に分析、数学的な分析を行ったところ、サッカースタジアムの場合は95%の範囲で実際の入場者数と一致したという。

サッカースタジアムにおけるツイート数など、試合のある日は当然ながらスパイク状にデータ量が伸びる 

 論文では、特定の地域の人の数を推定することは都市災害時の避難といった行動分析や対処にとって重要なことであり、オンラインサービスを通した調査・分析で十分な精度で計測できたことは貴重な結果としている。

■Amazon.co.jpで購入

カテゴリートップへ

注目ニュース

ASCII倶楽部

プレミアムPC試用レポート

ピックアップ

ASCII.jp RSS2.0 配信中

ASCII.jpメール デジタルMac/iPodマガジン