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プレミアムなProとは一味違う、実用性を備えたモデル

360度回転ヒンジ搭載で4つのモードを使い分けられる「YOGA 3」

2015年05月21日 13時00分更新

文● 石井英男、編集●ASCII.jp

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インターフェースも必要十分なものを装備

 インターフェースはYOGA 3 14型モデルとYOGA 3 11.6型モデルで、USBポートの仕様が多少異なり、14型モデルでは、USB 3.0、Powered USB 3.0、USB 2.0を装備しているのに対し、11.6型モデルでは、USB 3.0、USB 2.0×2となっている。

YOGA 3 14型モデルの右側面。USB 3.0やMicroHDMI出力などが用意されている

YOGA 3 14型モデルの左側面。USB 2.0(給電機能付き)やPowered USB 3.0、マイク/ヘッドホン端子、SDカードスロットなどが用意されている

 合計ポート数はどちらも3ポートだが、USB 3.0を2基使えるYOGA 3 14型のほうが仕様的には上だ。また、USB 2.0は、本体への給電用端子を兼ねており、ACアダプターからのケーブルをUSB 2.0に差し込んで利用する。そのほか、両モデル共通で、MicroHDMI出力とマイク/ヘッドホン端子、SDカードスロットを備えている。ACアダプター接続時は空いているUSBポートが2基となるが、モバイルで利用する場合は、USBポートを3基使えることになり、実用上は十分だ。

YOGA 3 11.6型モデルの右側面。USB 2.0やマイク/ヘッドホン端子などが用意されている

YOGA 3 11.6型モデルの左側面。USB 2.0(給電機能付き)やUSB 3.0、MicroHDMI出力、SDカードスロットが用意されている

 ワイヤレス機能としては、両モデル共通でIEEE 802.11ac/a/b/g/n/対応無線LAN機能とBluetooth v4.0をサポートしている。こちらも過不足のない仕様である。ちなみに、YOGA 3 ProのインターフェースはYOGA 3 14型モデルと同じく、USB 3.0、Powered USB 3.0、USB 2.0、MicroHDMI出力、マイク/ヘッドホン端子、SDカードスロットとなっており、ワイヤレス機能も同等である。

YOGA 3 Proの右側面。Powered USB 3.0やマイク/ヘッドホン端子などが用意されている

YOGA 3 Proの左側面。USB 2.0(給電機能付き)やUSB 3.0、MicroHDMI出力、SDカードスロットが用意されている

 ACアダプターはコンパクトで軽く、ACプラグ部分を本体に折りたためるようになっているので、携帯に便利だ。ACアダプターと本体を接続するケーブルの本体側のコネクタは、逆指しや他のUSBポートに間違って挿入されることを防ぐために、上の角が一つ横に延びている。

 YOGA 3は、省電力設計のCore Mや第5世代Core iを搭載しているため、バッテリー駆動時間も長い。公称バッテリー駆動時間は、YOGA 3 14型が約7.2時間(JEITA 2.0)、YOGA 3 11.6型が約7.6時間(JEITA 2.0)、YOGA 3 Proが約8時間とされており、一般的な使い方なら、1日十分使えると思ってよい。

ACアダプターはYOGA 3とYOGA 3 Proで共通のものが使われている。ACプラグ部分は本体に折りたためるようになっているので、携帯に便利だ

電源供給用のUSBケーブル。左がACアダプター側に接続するコネクタで、右が本体に接続するコネクタ。本体に接続するコネクタは、上の角が一つ横に延びており、逆指しや他のUSBポートに間違って挿入されることを防いでいる

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