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獲るぞ二連覇!ベンツで挑む初音ミクGTプロジェクト8年目 第4回

トラブルに苦しめられたGT第2戦富士! 初音ミクSLSは5位

2015年05月13日 17時00分更新

文● 末岡大祐/ASCII.jp編集部 写真●鉄谷康博、加藤智充

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関係者コメント

安藝貴範 代表

 谷口&片岡の両ドライバーはタイヤの摩耗を見ながら順位を守って5位でフィニッシュしてくれた、良いレースだったなと。守りに強いSLSが見れましたし。本来だったら、もっと攻めることに強さを発揮してほしかったのですが、セットアップやタイヤにまだ課題が残ります。期待できるレースだったんですが、想定外の不運があって上位争いはお預けになったものの、改善点も見えているので次戦タイから巻き返していきます。

片山右京 監督

 非常に残念な結果です。スタート直前に見つかった不具合のせいでセッティングも変えざるをえなくて、ハンドリングが予選とまるっきり違う状態になってしまいました。当初、39秒台半ばくらいでラップできれば上位陣と勝負できると想定していたんですが、上の4台は想定以上のラップタイムで走っていて、セッティングを変えたマシンではついて行けませんでした。タイ戦に向けてまだいくつかトライすべき課題もあるので、これからどんどん挽回していきたいです。

大橋逸夫 コミュニケーションディレクター

 前向きに言うと現状で一番良い順位ではあったんですが、スタート前にトラブルが発生して、グリッド上で足回りの調整をしなくてはいけない状態になってしまいました。このトラブルがなければ上位のライバルたちと渡り合えるポテンシャルは十分にあったので、もったいなかったですね。4位までの速いライバルたちの間に食い込めなかったことがあとあと響くかもしれませんが、ノーポイントで終わったわけではないのでその点は良かったかなと。

谷口信輝 選手

 残念ながら、今回も主役にはなれませんでした。レース直前に諸事情もろもろありまして、トップ争いには加われる感じではなくなってしまいました。ただ、なんとか5番手争いができてしっかり5位でゴールしてポイントが取れたことはよかったと思っています。反省点もありますし、これからの戦いに向けて準備しなきゃいけないことも明確に見えてきましたし、今後も取りこぼしなくいきたいですね。

片岡龍也 選手

 予選までは良い感じだったんですけど、タイヤの摩耗とかも含めて決勝向けのセッティングに変えたことで、ちょっとパフォーマンスが落ちてしまって、そのバランスの悪さからアベレージスピードが上がりませんでした。前のクルマを抜くという感じではなく、ブレーキやタイヤを労りながら後ろのライバルを抑えるという、防戦一方なレースでした。谷口選手のスティントでは違うタイヤを履いてみたんですが、苦しいことには変わりなく……。開幕戦に続いて5位という順位は決して悪い位置ではないと思いますが、次戦以降はもっと上位でのゴールを目指します。


(次ページでは、「お待ちかねのレースクイーン特集!」)

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