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アプリ/サーバー/仮想環境/ストレージの情報を収集/連携し、集約的な性能管理

アプリ障害のインフラ要因を特定、ソーラーウインズ「AppStack」

2015年04月23日 16時00分更新

文● 大塚昭彦/TECH.ASCII.jp

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 統合システム管理ツールのソーラーウインズは4月23日、アプリケーションを構成するITインフラの集約的なパフォーマンス管理を可能にする新しいツール「Application Stack(AppStack)」を日本市場において提供開始した。同社の既存管理製品で、追加機能として無償提供される。

 AppStackは、ソーラーウインズの各種管理製品が収集したアプリケーション/サーバー/仮想化環境/ストレージ、さらにWebアプリケーションのユーザーエクスペリエンスに関するデータを集約/連携させ、アプリケーションを構成するインフラ要素(スタック)を自動的に認識、1つの画面上で視覚的に表示するツール。アプリケーションに問題が生じた場合は、原因となる箇所を同時に表示するため、管理者は即座に問題箇所の切り分けができる。

「AppStack」の画面イメージ。アプリケーションとインフラの関係性を自動認識し、パフォーマンス障害の原因を即座に特定できる

 AppStackは、ソーラーウインズのシステム管理製品群(下記参照)最新版に追加される機能で、AppStack自体に追加費用は必要ない。ただし、AppStackの機能を有効活用するためには、管理要件に応じて複数の管理製品を組み合わせて利用することが推奨される。

・SolarWinds Server & Application Monitor(SAM):サーバー/アプリケーション管理製品
・SolarWinds Virtualization Manager(VMan):仮想化環境管理製品
・SolarWinds Storage Resource Monitor(SRM):ストレージ管理製品
・SolarWinds Web Performance Monitor(WPM):Webアプリケーション用パフォーマンス管理製品

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