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クラウドバックアップや遠隔レプリケーションに対応、WS 2003の移行にも

レノボ、「VVAULT」インストール済のファイルサーバー製品

2015年04月22日 06時00分更新

文● 大塚昭彦/TECH.ASCII.jp

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 レノボ・ジャパンは4月21日、オレガとの提携により、レノボのファイルサーバーにオレガのストレージ管理ツールをプリインストールしたパッケージモデル「Lenovo System x NAS powered by VVAULT」を発表した。クラウドストレージへのバックアップにも対応している。

 Lenovo System x NAS powered by VVAULTは、Windows Storage Server 2012 R2搭載の「System x NASシリーズ」に、ストレージ仮想化ソフトウェア「VVAULT」をプリインストールしたパッケージモデル。同日より、ダイワボウ情報システムが全国で販売開始している。

 同製品では、VVAULTを利用することで柔軟なボリューム容量の拡張、リアルタイムのバックアップ/リカバリ、業務停止なしでのデータ移行、既存ファイルサーバーのクラウドバックアップ、遠隔地レプリケーションなどの機能を提供する。クラウドバックアップについては、すでにIDCフロンティア「IDCFクラウド」のオブジェクトストレージとの接続を検証済み。

 なお同パッケージは、エンタープライズだけでなく中堅企業でも導入しやすいよう、最大100ユーザーまでを想定した実効容量4TBの構成から用意されている。

 レノボでは、7月にサポート終了となるWindows Server 2003からの移行支援を目的として、昨年12月に「Lenovo Windows EOS駆け込み寺」を開設しており(関連記事)、そのソリューションメニューの1つとしてLenovo System x NAS powered by VVAULTを追加する。

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