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デュアルディスプレー環境を簡単に実現

HPの手のひらPC「Stream Mini」を片手でつまみながらレビュー

2015年03月27日 11時00分更新

文● ASCII.jp編集部

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約550gと片手でつまめる軽量さの「Stream Mini」

 日本ヒューレット・パッカードが2月に出荷を開始したデスクトップPC「HP Stream Mini 200-020jp」(Stream Mini)。送料込みで3万円を切る低価格さ、手のひらに載る小型軽量っぷりなどで大きな話題になった鮮やかなブルーが美しいパソコンだ。

 小型ながら拡張性を犠牲にしないのも大きな特徴で、有線LANやUSB 3.0×4を搭載するほか、ディスプレーインターフェースにHDMIとDisplayPortの2系統を持っており、デュアルディスプレー環境も構築できる。標準でワイヤレスのキーボードとマウスも付属しており、リビングのテレビにつないで使うホームPCとしてもお勧めだ。

正面にはUSB 3.0×2を搭載。手前にあるためUSBメモリーなどのUSB機器を簡単に接続できる

背面には、左からヘッドフォン出力/マイク入力コンボポート、有線LAN(1000BASE-T)、USB 3.0×2、HDMI、DisplayPort、電源入力が並ぶ。小型低価格パソコンながら、ディスプレーインターフェースが2つあるのが珍しい

見落としがちだが、右側面にはSDカードスロット

左側面はインテルシールのみ

裏面はゴムシート。振動音などを和らげてくれそうだ

 Stream Miniのもう1つの特徴は、ストレージ増設が可能なこと。内部に空きの2.5インチベイが用意されており、HDDやSSDを追加できる。マザーボード上のSATA端子は特殊な形状だが、対応したSATAケーブルがわざわざ付属している。

ゴムシートを剥がすとネジが3本。これを外すとケースが外れる

ケースを外したところ。今回はここまで

専用SATAケーブルと固定用ネジが付属する

 増設に関しては、別の記事で紹介しよう。今回は、Stream Miniを実際に使ってみるため、背面のインターフェースにディスプレー2台を接続する。

背面のHDMIとDisplayPortにディスプレーを接続し、ワイヤレスマウスのUSBアダプターを差し込む。ディスプレーケーブルは付属しないので、ディスプレー付属のケーブルなどを使おう

デュアルディスプレーでStream Miniが起動

 ディスプレーが2台あるため、ディスプレーケーブルや電源ケーブルはごちゃごちゃしている。だが、標準付属のキーボーとマウスはワイヤレスのため、手前側はスッキリしている。本体をリビングのテレビの脇に置き、少し離れた場所からワイヤレスのキーボードとマウスで操作する。といった使い方もお勧めだ。

マウスとキーボードのケーブルがないため、手前はスッキリする

試用機の主なスペック
製品名HP Stream Mini 200-020j
CPUCeleron 2957U(1.4GHz)
グラフィックスインテル HD グラフィック(CPU内蔵)
メモリー2GB(2GB×1)
ストレージ32GB SSD
光学式ドライブなし
通信機能有線LAN(1000BASE-T)、無線LAN(IEEE 802.11b/g/n)、Bluetooth 4.0
インターフェースUSB 3.0×4、DisplayPort、HDMI、ヘッドフォン出力/マイク入力コンボポート、メディアカードリーダー
重さ約550g
サイズ縦5.3×幅145×奥行き146mm

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