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JAWS DAYS 2015で36支部に聞いた「私たちのクラウド活動」

第三弾は広島、高知、磐田、山形、和歌山、愛媛、横浜、大分、E-JAWS!

追い風の広島、リブートの和歌山、見えるE-JAWSなど最新支部活動

2015年03月26日 07時00分更新

文● 大谷イビサ/TECH.ASCII.jp 写真●曽根田元

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クラウドコミュニティ最大のお祭り「JAWS DAYS 2015」の会場をお借りして、実施したJAWS-UGの36支部の取材もようやく後半戦に突入。第三弾は広島、高知、磐田、山形、和歌山、愛媛、横浜、大分、そしてE-JAWSだ。

JAWS DAYS 2015で一同に介したAWS Samurai2014の面々(比企宏之さん、西島幸一郎さん、多田歩美さん、横田聡さん)

「クラウドを提案できない地場企業の危機感を追い風に」-JAWS-UG広島

ソフトウェア開発を手がけるWardish代表社員である三戸鉄也さん

中国地方の中では老舗となるJAWS-UG広島は、昨年県内の業界団体「HiBiS」と合同で、EC2やRDSのハンズオンを実施。「JAWS-UG大阪の金春さんや網元機動隊の小賀さんに来てもらった。地元企業のアンデルセンさんには会場を貸していただいた」(Wardish 代表社員 三戸鉄也さん)。参加者のほとんどは個人や小規模なIT企業のエンジニアだという。

今年もHiBiSのクラウド部会との共催で大規模な勉強会を2回開催するほか、交流のためのAWS-HUBを毎月やっていく予定。「(クラウドの隆盛を)今まで見て見ぬふりしていたけど、もう無理という雰囲気。先進的なお客様はクラウドを検討しているけど、地元の会社はそもそも提案できない。このままだと地場のお客様を全部県外に穫られてしまうという危機感があります」(三戸さん)とのことで、地場企業の危機感を追い風に活動を活発化したいという。

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「クラウドだけではなく、新しい働き方も訴求」-JAWS-UG高知

調理室まで借りて勉強会をやってるJAWS-UG高知の片岡幸人さん

「ITコーディネーターの集まりでJAWS-UG福岡支部の方とADSJの小島さんが来て一本釣りされた」(シティネット 取締役 片岡幸人さん)という経緯で、2013年11月に設立されたJAWS-UG高知。まだクラウドという言葉自体を知らない人も多いため、昨年は初心者向けのハンズオンからスタート。「高知は個性的なフリーランスやデザイナーの方々が多いので、WordPressなどから始めてます。公共の場所をうろうろしたり、空いてなければ調理室までお借りして勉強会やってます(笑)」(片岡さん)。

また、昨年は四国4県合同で「四国クラウドお遍路」をリモートワークの聖地でもある徳島県神山で実施しており、かなり精力的に活動できたようだ。今年の活動については「いきなりクラウドは敷居が高いため、クラウドを使った新しい働き方を訴求していこうと思う。あとは大学と連携したイベントをやってみたい」(片岡さん)と語る。

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「機器のリプレースを考えている中小企業はぜひ!」-JAWS-UG磐田

JAWS-UG磐田の鈴木善久さん(左)、伊藤秀樹さん(右)とバイクに乗ってます!

今月立ち上げられたばかりのJAWS-UG磐田は、静岡、浜松に次いで静岡県で3つ目のJAWS-UG。立ち上げたのは、ヤマハモーターソリューションの鈴木善久さん(ITサービス事業部 ITサービス企画部 企画・設計グループ)、伊藤秀樹さん(同ITスペシャリスト)で、ヤマハ発動機のIT部門のメンバーといっしょにグループを運営するという。別に静岡や浜松と仲が悪いわけではなく(笑)、「やってほしいという声もあったので、磐田周辺でこじんまり立ち上げました」(伊藤さん)というのが経緯だ。

地元ではオンプレミスでサーバーを持つ中小企業が多いので、機器の老朽化でリプレースを検討している情シスを巻き込みたいとのこと。「地方ではクラウドの知名度がまだ低い。だからAWSってなんだろうというところから始める」(鈴木さん)とのことで、まずはゴールデンウィーク前に第1回勉強会を開催するという。

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「2~3人でも回数をこなし、未経験者を取り込む」-JAWS-UG山形

顔ぬきストとして知られるJAWS-UG山形の赤塚誠二さんには懐かしい「命」のポーズをリクエスト!

山形や仙台をベースに活動するJAWS-UG山形。昨年、東北最大の「JAWS Festa 2014 東北物産展」の実行委員長を務めた赤塚誠二さん(サーバーワークス)は、「旧校舎のコワーキングスペースをお借りしたりして、去年は10回くらい勉強会ができた。とにかく2~3人でもいいので、回数をこなした感じ」と語る。やっているのは徹底的に初心者向けの内容。「仙台はAWS使っている人が増えているので、レベルが上がっている。一方、山形はまだ使っている会社が少ないので、未経験な人を取り込もうとしています。でも、エンジニアが少しずつ増えてきた」(赤塚さん)と手応えを感じている。

今年は、地元の中規模会社の経営者層を行政も巻き込んだり、東北のユーザーグループの力で物産展をやっていきたいという。「ラズパイを使ったIoT勉強会とか、re:Inventを楽しむためのエンジニア向け英会話勉強会とか、とにかく美味しいところをつまみ食いするような企画をやりたいです」と赤塚さんは抱負を語る。

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(次ページ、「地元に戻ったら、1年くらい動いてなかった」-JAWS-UG和歌山)


 

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