グーグルは3月13日、検索機能の向上として「質問の意図を理解して検索結果を表示する」と発表した。これまでは検索窓に入力した言葉に関連性が高い検索結果を表示してきたが、本日からは検索窓に入力した「質問」に答えている可能性が高い部分を、検索結果の上の方に表示する。デスクトップ、iOS、Android版ともに利用可能。
このところユーザーが検索をモバイル端末で利用する機会が増えたが、モバイル端末では複数の検索結果を見ていくのは不向きと判断し、よりユーザーが知りたい情報を模索した結果、今回の機能の開発に至ったとグーグルのソフトウェアエンジニア 大倉務氏は話した。
グーグルは音声認識の改善や自然言語処理技術を向上し、ユーザーが話し言葉で自然に検索を利用できるように改善を続けていくという。
なお、本機能で引用されるテキストを、グーグルではスニペット(通常の検索結果のタイトルやURLと合わせて表示されるページの説明文)として扱っている。そのため、検索結果にスニペットが載らないよう設定したページは、本機能の対象外になるという。