スモールビジネスに翼を授けるNOWing SERVER 第2回

カミクボ、レガシーOSの移行に困るアパレル会社を救え！

社長はWindows好き！瀕死の2003サーバーを2012へ移行したい

実機を持ち込んでNOWing SERVERの魅力を説明！

　古いOSから新しいOSへの移行ということで、案件はシンプルだが、問題はアプリケーションやデータの移行。ただ、幸いなことに会計・在庫管理システムも新OSへの移行実績が豊富で、データベースの移行ツールも用意されている。月末以外の日曜日であれば、システムも止めていいとのことなので、移行作業も少ない工数で終わりそうだ。カミクボは2人の元に提案に訪れた。

カミクボ：お待たせしました！　見積もりとシステムの移行計画をお持ちしました。今回はWindows Server 2003の移行先のサーバーとして、テックウインドの「NOWing SERVER for SMB」をご提案します。25名くらいの規模に最適化された「Windows Server 2012 Essentials」を搭載した最新サーバーです。

シラガ専務：おっ。見積もりを見ると、かなり安く収まってるな。

カミクボ：はい。最新のサーバーはCPUが高性能なので、高価なサーバーは必要ないです。むしろ、移行後ストレスなく使えること、データがしっかりバックアップされることが重要なので、そちらに予算を振り分けています。

シラガ社長：そうね。これくらいだったら、大丈夫ね。

シラガ専務：運用管理はうちの若いのに任せようと思うのだが、大丈夫かな。

カミクボ：はい。NOWing SERVERは2年間の製品保証に加え、トラブル時には代替製品を先出しで送る「先出しセンドバック方式」に対応しています。あと、万が一ハードディスクが故障しても、フロントパネルからハードディスクを交換できます。今回は、会社にあった貸出機を持ってきたので、実際に見てもらいましょう。

シラガ専務：えっ？　カミクボさん、その箱はまさかサーバーを持ってきたんすか？　

シラガ社長：業務用コンピューターってけっこう大きいわよね。

カミクボ：NOWing SERVERはコンパクトなんですよ。さっそく見ていただきましょう。

満面の笑みで「NOWing SERVER」を取り出すカミクボさん

　カミクボはNOWing SERVERを実際に箱から取り出し、HDDの交換やWindows Server 2012 Essentialsのデモを披露。シラガ社長と専務の2人もそのコンパクトさやメンテナンスのしやすさをしっかり理解したようだ。

シラガ専務：小さくて、運用しやすいというのはわかったんだが、「安いだけに遅い」とか、「壊れやすい」とかないのかちょっと不安だな。

カミクボ：確かに小さいのですが、インテルXeonプロセッサーというサーバー専用の高性能CPUを積んでいるんですよ。処理にストレスのないよう、メモリも多めに搭載しますし、実際に会計・在庫管理システムをインストールし、御社のユーザー数を想定した検証もやります。ご安心ください！

シラガ社長：わかったわ。じゃあ、来月には作業を進めて頂戴。あと、専務から管理の担当を紹介させるから、操作方法などひととおり教えてあげて。

カミクボ：了解しました！！

　ということで、無事に案件を受注したカミクボ。社内SEとともに、移行計画の詳細を練り上げ、サーバーに必要なアプリケーションをインストールし、設定した状態で日曜日に作業。データベースのサイズが小さかったこともあり、作業は半日で完了した。導入後はレスポンスが一気に向上し、社長や専務はもちろん、社員からの評判も上々だとか。現在は、かねてから導入を検討してきたグループウェアの導入プロジェクトも進めており、小さいながらパワフルなNOWing SERVERの威力をまざまざと見せつけた形だ。

　ご存じの通り、日本では数多くのレガシーなWindows Serverが今も動作しており、セキュリティや保守の面できわめて不安定な状態に置かれている。確かに「今もきちんと動いているものに……」という気持ちは十分理解できるが、企業の重要なシステムを長い間危険にさらすのは褒められた話ではない。また、サーバーのリプレースにより、性能やキャパシティ面で大きな導入効果を得られるのも事実だ。Windows Server 2003/2008のユーザーはこれを機にリプレースのメリット・デメリットをきちんと理解し、今度こそ新OSへの移行に踏み切ってもらいたい。

　カミクボの挑戦はまだまだつづく！

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（提供：テックウインド）