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スモールビジネスに翼を授けるNOWing SERVER 第4回

カミクボ、イノベーティブな飲食店のために新しい提案だ

意識高い系管理者が目論む店舗のIT武装化をフルコミットせよ!

2015年03月19日 09時00分更新

文● 大谷イビサ/TECH.ASCII.jp 撮影協力●飯田橋 GRATO

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敏腕SE営業カミクボがテックウインド「NOWing SERVER」で、新しいIT活用を提案するシリーズ。前回は看板会社のデータベース運用がテーマだったが、最終回は今流行の“意識高い系”なIT管理者が挑む新しい飲食店の店舗システムがテーマ。チェキナー!

今日はIT武装を目論む飲食店チェーンに行くぜ!

※本記事の内容はフィクションです。

飲食店にもイノベーティブで、ローコストなオファーが必要

 小規模SIerのテックシステムズでSE営業として勤務するカミクボは新しもの好きだ。スマホが世に登場するはるか前からW-ZERO3を愛用し、iPhoneも新しい世代が出るたびに買い換えている。顧客に新しい価値を提案するIT企業の営業としては、新しいデバイスをどのように業務に活用できるかのヒントともなっている。そんなカミクボが今回訪れたのは、店舗のIT武装化を目論む飲食店チェーン「ヨネザワホールディングス」である。

 都内で20店舗のレストランを展開するヨネザワホールディングスの情報システムを担当するのは、弱冠27歳のワダ課長。システム子会社から飲食業のIT担当に転職してきたという変わり種だ。スティーブ・ジョブスを信奉し、「イノベーション」や「フルコミット」が口癖のワダさんは、今話題の”意識高い系”のIT管理者。出入り業者としてシステムを担当しているカミクボとも新しモノ好きつながりで話が合うようだ。今日は同社が最近進めている店舗のIT武装化に関してのミーティングである。

ワダ課長:お忙しいところどうも。今日はうちの店舗のIT武装化プランについて、話を聞いていただきたいと思って、来てもらいました。で、カミクボさんはApple Watchは結局どれにするんですか? 僕、18Kの218万円(税別)のやつ考えてるんですよねー。

カミクボ:さすがに218万円のは……(笑)。で、積もる話の前に、まずは案件の話行きませんか?

ワダ課長:そうですね。えーと、実はうちの店舗のPOS端末がそろそろリース切れを迎えることになって、社長から更新を検討してくれと言われてます。でも、今どき旧式のPOS端末もどうかなあと思っていて、注文のシステムも含めて、全面リプレースしようかと。ほら、受発注やPOSにタブレット使っているところ、増えてるじゃないですか。あれ、やりたいんです。

カミクボ:なるほどー。確かに最近は業態や店舗の雰囲気にあわせてPOS端末も多様化していますし、PCを使ったPC POSを増えてます。ただ、PC POSってけっこうでかいんですよね。

飲食店のPOSも店の雰囲気に合わせて選ぶ時代に!(イメージ)

ワダ課長:確かにでかいの使っているところありますね。

カミクボ:たとえば、先日別の営業が扱った案件だと、デスクトップPCと15インチのタッチパネルモニターの構成で出してますね。これにレシートプリンターとキャッシュドロワーを付けたら、結局レジに置けなくて。サーバーがバックヤードに置けないという理由もあって、提案出し直しになってます。はい。

ワダ課長:お金を入れるドロワーはしょうがないとして、端末はもう少し小さくしたいですよね。受発注端末はどうですか?

カミクボ:大手レストランの影響もあって、iPodやiPhoneでやりたいというお声もあるんですが、防水とか、堅牢性で、案件ストップしますね。あと、メニューが増えてくると、iPodやiPhoneだと若干小さすぎて。弊社でも、ちょうどよい端末を探している感じです。

ワダ課長:なるほど。イノベーティブに行こうすると、現場で困る結果もあるのかー。Macで全部やるというのも難しいんだな。なんかアイデアありますかね。

カミクボ:渡りに船で、私もちょうど試用中のPOSソリューションがあるので、来週にでもお持ちしますよ。

ワダ課長:それはいい。では、来週末に弊社でデモということで。イノベーティブで、ローコストなオファーをお待ちしていますよ。

(次ページ、Windowsタブレット、超小型PC、そして我らのNOWing SERVERの新POSシステム)


 

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