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2014年Q4の中国スマホ市場はシャオミが首位、Samsungは5位に転落

2015年02月18日 17時35分更新

文● 末岡洋子

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 米IDCは2月17日、2014年第4四半期(10~12月期)および2014年通年の中国のスマートフォン市場調査を発表した。4Gへのシフト、販売形態の変化などがトレンドとなり、同四半期は19%増で成長した。ベンダーシェアでトップを占めたのはXiaomi。Appleがランクを上げた一方で、第3四半期に3位だったSamsungは5位に転落、シェアは一桁%台に落ちた。

シャオミとアップルが大幅増
レノボとサムスンがマイナス成長

 2014年第4四半期の中国市場スマートフォン出荷台数は前年同期比19%増の1億750万台、通年では4億2070万台となり、2013年からは20%の増加となった。この第4四半期の出荷台数は、第3四半期から2%増となり、前年同期比11%増だった2014年第3四半期から成長率はさらに上がった格好だ。

 これについてIDCでは、オペレーターの販売奨励金削減が3G端末の動向に影響したものの、4G対応端末の人気がこれを相殺して高い成長率になったと分析している。また、オペレーター経由で販売されるスマートフォンは減少傾向にあるが、jd.comやtmall.comなどのオンライン小売店経由の販売台数が二桁成長になっているトレンドもあげている。

 ベンダーシェアトップは、前四半期に続きXiaomiで13.7%を占めた。2位はAppleで12.3%、以下Huawei(11%)、Lenovo(9.5%)、Samsung(7.9%)の順。

 前年同期比で最も出荷台数を伸ばしたのはトップのXiaomiで150%増、次いでAppleが99.7%の増加となっている。一方、4位Lenovoと5位Samsungはマイナス成長となり、それぞれ14.3%減、49.9%減となった。これにより、Lenovoは前四半期(2014年第3四半期)2位から、Samsungは同じく3位からランクを下げた。

2014年通期ではシェアトップ5に入らないアップル
画面大型化のiPhone 6が中国のユーザーに刺さったか

 Xiaomiは、比較的ハイスペックな機能を低価格で提供するという製品戦略、ネット上で限定数の予約を受け付けるフラッシュセールによる話題作りが奏功したとIDCは分析する。

 Appleは、画面サイズが大きくなったiPhone 6とiPhone 6 Plusが中国の消費者に受け入れられたようだ。Huaweiはミッドレンジとローエンドの幅広いラインナップが好調だったという。

 2014年通年のシェアは、Xiaomi(12.5%)、Samsung(12.1%)、Lenovo(11.2%)、Huawei(9.8%)、Coolpad(9.4%)となり、ここではAppleは圏外である。いかにiPhone 6とiPhone 6 Plusの効果が大きかったかがわかる。

 2015年については、10%近くの成長率を予想しているが、さらなる成長の余地はまだ残っているとの見解も示している。特に販売形態については、オペレーター経由での入手が減るトレンドが続き、ZTE、Huawei、Coolpadなどのベンダーは直販とオンライン小売店を含む、ネット経由での提供にますますシフトすると予想している。

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