2015年版のThinkPad Yogaが登場
2月11日に発売された「ThinkPad Yoga 12」が編集部に届いた。360度自由な角度に開ける二軸ヒンジで4つのスタイルで利用可能(レノボはタブレットとノートの両方として使える2in1に対して、Yogaを4in1としている)。最新の第5世代Core iプロセッサー(Broadwell-U)を搭載している。海外では画面サイズ違いのモデルも存在するが、国内ではこの12.5型のモデルを中心とした展開となる。
ThinkPad Yoga 12は基本的にBroadwell-UへのCPUリプレースとなる。外観上は、昨年1月に国内発表した第1世代機(関連記事)との共通点が多い。ほかのThinkPadシリーズ同様、ポインティングデバイスが「5ボタンクリックパッド」から、物理的に上部3つのボタンが独立した「ThinkPadクリックパッド」に戻った。これに伴って新機種では、トラックパットに内蔵されていたNFC機能は、省略されているようだ。
また構成によって異なるが、上位モデルはデジタイザーをもつ。ペン操作が可能(ThinkPad Yoga デジタイザー・ペン)。このペンは、頭の部分が赤くなっており、収納時にワンアクセントを与えている。
第5世代Core iプロセッサーの売りは低消費電力化。公称バッテリー駆動時間は、Core i5モデル同士の比較で従来の公称約10.5時間から約13時間に増えている。ディスプレイは12.5型のIPSタイプで最大1920×1080ドット(フルHD)の解像度が選べる。屋外で作業時する場合でも十分快適な輝度が得られる。