東洋水産は2月16日、「マルちゃん正麺 つけ麺 魚介醤油」「同 豚骨醤油」を3月9日から全国で販売すると発表した。予想実売価格は300円前後。
こだわりのポイントは2つ。1つは麺だ。切り出した生の麺をそのまま乾燥させる東洋水産独自の特許製法「生麺うまいまま製法」による極太麺は、7分間しっかりとゆでることで、コシのある本格的な麺に仕上がるという。
もう1つはスープ。マルちゃん正麺シリーズでは初めて、スープを液体・粉末の2種類で作りこんだとのこと。食べごたえのある麺にしっかりと絡む、濃厚なつけ汁に仕上げているという。また、素材の風味を生かす味作りで、好みでもやしやキャベツなどの野菜をたっぷり入れると、より本格的な食事として楽しめるそうだ。
「マルちゃん正麺」は、「いま抜群においしく、そして10年後20年後も古びることなく愛され続ける即席麺」をコンセプトとし、乾燥麺でありながら生の麺本来の自然な食感と味わいを楽しめる即席麺。袋麺でありながら生麺のような食感が味わえる点が好評を博し、発売から1年で2億食を販売したという実績がある。
発表によれば、「つけ麺」は即席麺市場ではあまり規模は大きくないものの、暑い季節でもに食べやすいことに東洋水産は着目。マルちゃん正麺を発売することで夏場の需要を高め、即席麺市場全体の拡大を目指しているとのこと。定評のあるシリーズだけに、やはり気になるのは味。期待が膨らむところだ。