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日本アビオニクス製の「InfReC R300SRシリーズ」

エボラ出血熱の拡散防止! 非接触で発見する赤外線サーモグラフィーをNECが西アフリカ納入

2015年01月28日 15時16分更新

文● ASCII.jp編集部

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赤外線サーモグラフィーによる発熱者スクリーニング

 NECは1月27日、エボラ出血熱対策の支援として、被験者に接触せず、安全かつリアルタイムに発熱者のスクリーニングが可能な赤外線サーモグラフィーを西アフリカに納入すると発表した。

コートジボワールとガーナに納入する赤外線サーモグラフィー「InfReC R300SRシリーズ」

 このサーモグラフィーは日本アビオニクス製の「InfReC R300SRシリーズ」で、国際協力機構(JICA)を通じてコートジボワール共和国に4台、ガーナ共和国に5台に納入する。可動は2月初旬の予定。

 西アフリカにおけるエボラ出血熱の流行に対し日本政府は、1億5500万ドル(約183億円)以上の支援を表明している。NECグループでは、こうした対策を支援する一環として、1月下旬にエチオピアの首都アディスアベバで開催される「第24回アフリカ連合(AU)」総会の会場にて赤外線サーモグラフィーを1台設置し、デモンストレーションを実施。アフリカ各国をはじめ、グローバルに提案を進め、エボラ出血熱流行拡大阻止に貢献していくという。

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