見た目もインパクト大なFirefoxスマホ登場!
iOS、Androidにつづく“第3のモバイルOS”として注目を集めているFirefox OS搭載スマホ「Fx0」がauから登場した。なんといっても、内部のパーツが見えるトランスルーセントなデザインがインパクト大。auケータイでは「MEDIA SKIN」「X-RAY」でも知られるデザイナー吉岡徳仁氏によるもので、Firefox OSの特徴である「オープン性」をイメージしているとのこと。OSやメーカー名の文字、パーツの配置までデザインとして取り込んでいる徹底ぶりは、ぜひ実物を手に取って隅々までチェックしてほしいと思うほど。
Firefox OS端末は新興国市場向けにエントリークラスの製品が中心だが、Fx0はSnapdragon 400(1.2GHz、クアッドコア)、4.7型HD液晶(720×1280ドット)、1.5GBメモリーとスペックが高く、サクサクと動作する点にも注目。この端末を使っていろいろと遊びたい、あるいはアプリを作ってみたいというユーザーにもおおいにアピールするポイントといえるだろう。
さらに、Fx0は外装と背面カバーの3Dプリンター用データが公開されている。Fx0のキャッチコピーに「つくる自由」というフレーズがある通り、外観をもユーザー自身で“つくる”ことができるのだ。
Firefox OS独自の魅力として、アプリケーションをHTML5で作成できるためウェブの技術をそのまま持ち込めることや、他のハードウェアとの連携も自分が作れば自由にできることなどが挙げられる。そのオープン性に興味があるなら、入り口としてFx0はまさにうってつけといえる。斬新な見た目に惹かれた人はもちろん、新しもの好き、プログラミングが大好きというような人にもチェックしてほしい端末だ。
ホームキーにもキツネのロゴが!
ホームキーには、Firefoxでおなじみのキツネのマークが、立体的にデザインされているというこだわりぶり。
半透明のデザインがインパクト強し!
半透明の背面パネルを採用しており、パーツやアンテナの配置、ゴールドのネジにいたるまで“見せる”ためにデザインされている。外装全体と背面カバーの2種類のデータが公開されているので、3Dプリンターで自分好みのケースを作ることも可能なのだ。
ウェブストアからアプリを追加可能
アプリはウェブストア「Firefox Marketplace」から追加可能。iOSやAndroidと比較して「アプリが少ないのでは?」と心配な人もいるだろう。確かに数自体は多くないが、LINE、Facebook、YouTube、Twitter、NAVITIMEなどがあり、いきなり何もできないということはない。