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JBL製のステレオスピーカーとサブウーファーで迫力あるサウンドも

驚きのプロジェクター内蔵、YOGA Tablet 2 Proはこう使え!

2014年11月23日 14時09分更新

文● 山口優

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薄型軽量ボディに独自機構を満載

 YOGA Tablet 2 Proを手にして、まず目に留まるのがタブレット端末にしては大きな13.3型というディスプレー。解像度は2560×1440ドットと非常に高精細で、視野角の広いIPSパネルを採用しているため、斜めから見ても色の変化が少ない。色再現性もよく、鮮やかな赤や青、オレンジ、緑などがオリジナルに忠実な色で表示されていた。グラデーションも滑らかで、バンディングも少ない方。タブレットのディスプレーとしては十分すぎるほど高品質だ。

ディスプレーは13.3型で、解像度は2560×1440ドット。IPSパネルのため視野角が広く斜めから見ても色の変化が少ない

 ディスプレー上部には160万画素のウェブカメラ(前面)が、下部には円筒形のグリップが搭載されている。このグリップには、前面側にオーディオブランドJBL製のステレオスピーカー(1.5W×2)が、背面側に5Wのサブウーファーを搭載している。さらにドルビーサラウンドサウンドに対応しており、タブレットの内蔵スピーカーとは思えないくらい迫力あるサウンドを楽しめる。

JBL製のステレオスピーカーとサブウーファーを搭載する。サブウーファーの上部には背面カメラが装備されている

ドルビーのオーディオ技術「ドルビーデジタルプラス」を搭載。アプリで利用シーンに合わせた設定を行える

 グリップの背面側には800万画素のウェブカメラ(背面)とスタンドも装備している。このスタンドをくるっと回転して引き出すことで、手に持って操作する際に便利な「ホールド」、タイピングがしやすい「チルト」、写真や動画鑑賞に適した「スタンド」、壁掛けにできる「ハング」の4つのモードに変形できる。本体が950gと軽いので、壁に取り付けたフックに掛けるなどして、気軽に壁掛けテレビ風に使用できるのがうれしい。

円筒形のヒンジに搭載されているスタンド。170°まで開くことができる

「ハング」モードにしたところ。手軽に壁掛けできるのがおもしろい

 グリップ部には、プロジェクターも内蔵されている。詳しくは後述するが、壁や天井などをスクリーン代わりにしてコンテンツを大画面で楽しめるのがとても魅力的だ。

 インターフェースは本体側面にmicroUSBポートとヘッドフォン/マイク端子を搭載している。また、本体背面にはmicroSDカードスロットもあり、microSDカードを装着すればコンテンツやデータの保存などに使用できる。

本体右側面にはプロジェクターと、プロジェクター用の物理ボタンが搭載されている

本体左側面には、電源ボタンとmicroUSBポート、ヘッドフォン/マイク端子、ボリュームボタンが搭載されている

本体背面のスタンド収納部には、microSDカードスロットが搭載されている

(次ページ「パフォーマンスとバッテリー駆動時間をチェック」へ続く)

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