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ハイテク満載のスカイラインハイブリッドは自動運転への布石?

2014年11月23日 12時00分更新

文● 松永和浩 写真●松永和浩

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スカイラインは日産史上最速のハイブリッドへ

 2014年2月に発表となった日産の13代目スカイライン。夏に追加されたメルセデス・ベンツのエンジンを積んだ4気筒2リッターターボなどが話題となっているが、本命はやはりフラッグシップの350GTハイブリッドだ。

 3.5リッターV型6気筒で306馬力のVQ35HRエンジンに、68馬力のHM34モーターを組み合わせてシステム出力364馬力という、ちょっと前のスーパーカー並みの出力を誇る350GTハイブリッド。実際に運転すると途方も無い加速力にびっくりしてしまう。

 ハイブリッド車はエンジンをなるべく使わずにモーターを使う方式と、エンジンパワーにモーターパワーをプラスしてより出力を向上させる2種類の方式があり、前者はトヨタのプリウスやアクア、ホンダのインサイトやフィットハイブリッドなど、後者はレクサスLS600hや今回紹介するスカイラインのハイブリッドに採用されている。

 スカイラインのハイブリッドも運転の仕方によってはかなりの好燃費を記録し、2日間で300kmほど走った燃費は1リッターあたり16kmほどであった。ホンキで燃費走行をすればリッターあたり20kmはいけそうだ。

 スカイラインに満載されたハイテク装備も隠れた魅力で、例えばこのアラウンドビューモニターは前後左右に装着されたカメラの画像を超高速処理し、真上から見たような映像に変換してリアルタイムに周囲の状況を映し出すというもの。車庫入れや狭い路地でも、クルマをぶつけない様にモニタリングできるのだ。これはスカイライン以外にも多くの日産車で採用されている、日産が得意とする先進技術なのである。

スカイライン本命のハイテクは
自動運転への基礎技術だった!

 アラウンドビューモニターだけがスカイラインのハイテク技術ではない。むしろそれは序章に過ぎないともいえる。様々なハイテク装備が満載となっているスカイラインでも、ホンキで未来につながる驚くべき装備が2つある。

 カメラとソナー、そしてミリ波レーダーを駆使して走行中の周囲の状況を完全に把握し、自動ブレーキとエンジン、変速機を制御して、速度設定時から完全停止までをコントロールするアダプティブクルーズコントロール。上記写真のメーター内中央でグリーンに表示される部分が、レーダーによる監視を行なう部分だ。前車や側方だけを監視し、前方に限れば2台前のクルマの動きもレーダーで把握、これにより車速調整や自動ブレーキの作動調整を行なう。

 そして、高速道路など車速70km/h以上で走行した場合にカメラで車線を検知し、レーンの中央を走るようにフロントタイヤを自動調整するというアダプティブレーンコントロール。

 これらを駆使すれば、(実際にやってしまうと法律違反なのでやってはいけないが)直線であれば手放し運転でも高速道路を走れてしまう。

 この2つの機能を実際に運転して試してきたので、それを動画でも確認していただきたい。

日産スカイラインハイブリッド テストドライブ


(次ページでは、「クルーズコントロールとレーンコントロールでより安全に!」)

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