「ハイブリッドクラウド接続サービス(仮称)」と「スマートスケーリングサービス(仮称)」
NTTスマートコネクト、クラウドサービスにVMware NSXを導入
2014年11月05日 06時00分更新
11月4日、NTTスマートコネクトは、ネットワーク仮想化技術「VMware NSX」を採用した「ハイブリッドクラウド接続サービス(仮称)」「スマートスケーリングサービス(仮称)」をβサービスとして提供することを発表した。
。ハイブリッドクラウド接続サービス(仮称)は顧客環境にVMware NSXによる仮想ルーターを配置し、オンプレミス環境とクラウド環境をシームレスに接続するサービス。オンプレミスとパブリッククラウドが混在することで複雑になりがちなシステムを、コントロールパネルにより効率的に統合管理することが可能になる。
また、スマートスケーリングサービス(仮称)は顧客の利用形態に合わせ、システムリソースの自動拡張や縮退を行なうサービス。ストリーミング配信事業におけるオペレーションノウハウを活かした独自のオートスケールロジックに加え、顧客ごとのカスタマイズ設定が簡単に行なえる。さらにオートスケールで生成される仮想サーバーのそれぞれにNSXの分散ファイアウォールを適用することによってマイクロセグメンテーション化し、負荷を高める原因となる仮想サーバーへの不要な通信を遮断することができるという。
エンドユーザーのシステム運用やクラウド化検討を行なわれているSI事業者が対象で、βサービスを通じて機能性や利便性について評価してもらうことで、サービス化における最終確認を目的とする。