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観葉植物を枯らしてしまう人にBluetooth Smart技術の恩恵が

AR.Droneのパロット、園芸用のスマホ連携環境センサーを発売

2014年10月15日 18時36分更新

文● 行正和義

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Parrot Flower Power

 AR.Droneの開発・販売で知られる仏パロット(Parrot)は、家庭菜園や室内園芸などに利用できる園芸用環境センサー「Parrot Flower Power」を発売した。

センサー本体は木の枝のような形状で鉢植えなどに挿して使用する(防水仕様)

 Bluetooth Smart技術を利用した環境センサーで、家庭菜園や植木鉢の土に挿し込んで利用する。Parrot Flower Powerは土壌水分、肥料濃度、気温、光量をリアルタイムに測定して内部のフラッシュメモリーに記録する。

iOS用アプリで植物の生育に適した環境かどうかをモニターし、極端な水分/日照不足では通知が来るしくみ

 管理には世界的な植物学者とのコラボレーションによって開発されたアプリ(iOS用)を用いる。定期的に送信されるデータによって水やりや肥料の量、温度や光量をグラフ形式で表示され、適切な植物の世話ができるほか、温度・光量不足が極端な状態の場合は通知される。

iOS経由でクラウドにデータを送り、クラウド上の分析によりアドバイスを得ることもできる

 また、世界各国の植物学者が作成した植物・木・野菜を含む6000品種(3000種)のデータベースを収録し、植物の育成について正確な情報が得られるなど、園芸初心者でも上手な植物育成が可能。

 Parrot Flower Powerのサイズは幅15×高さ20×奥行き2cm、重量は170g。単4乾電池で約6ヶ月動作する。価格は7344円、アプリは無料(AppStoreでダウンロード)。

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