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最新CPU搭載で長時間駆動を実現、キーボードも使いやすい2in1

2in1でわずか約745gのレッツノートは、実力も伊達じゃない

2014年10月03日 11時00分更新

文● 石井英男、写真●篠原孝志(パシャ)

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CPUにインテル最新のCore Mを搭載


もちろん中身も大きく進化している。まずはCPU。インテルから9月5日に発表されたばかりの最新CPU・Core Mをいち早く搭載していることがウリだ。

Core M

 Core Mは、開発コードネーム“Broadwell-Y”と呼ばれていたCPUであり、最新の14nmプロセスルールで製造された初の製品となる。前世代のHaswell-Yに比べて、トランジスタ数は1.4倍の13億個に増えているが、ダイサイズは逆に60%へと縮小している。

 それに伴い、パッケージサイズも約半分に縮小され、TDP(熱設計電力)が11.5Wから4.5Wへと60%も削減されている。簡単に言うとパフォーマンスは維持しつつ、大幅な消費電力の低減ができるCPUであり、小型軽量の2in1 PCに最適。レッツノート RZ4もその利点を最大限に活かした製品といえる。

レッツノート RZ4(CF-RZ4CDMBR)のデバイスマネージャーを開いたところ。CPUの項目が4つぶんあることが分かる。

 店頭モデルに搭載されているCPUはCore M-5Y10(0.8GHz、TB時2GHz)。Webモデルでは上位のCore M-5Y70の選択も可能になる。Core M-5Y10の基本動作クロックは0.8GHzだが、自動オーバークロック機能のインテルターボ・ブースト・テクノロジー2.0により、最大2GHzまで動作クロックが向上する。

 また、デュアルコアCPUだが、1コアで2つのスレッドを実行できるハイパー・スレッディング・テクノロジーを搭載しているため、最大4スレッドの同時実行が可能だ。グラフィックスコアとして、Intel HD Graphics 5300が統合されており、Haswell-Yに比べて、3Dグラフィックス性能は最大47%向上している。

レッツノート RZ4(店頭モデル)の主なスペック
製品名 SSD 128GBモデル SSD 256GBモデル
型番 CF-RZ4CDDJR CF-RZ4CDEJR CF-RZ4CDFJR CF-RZ4CDLBR CF-RZ4CDMBR
CPU Core M-5Y10(0.80GHz/最大2.00GHz)
メモリー 4GB 8GB
SSD 128GB 256GB
画面 10.1型タッチパネル(1920×1200ドット)
光学ドライブ -
バッテリー駆動時間(JEITA 2.0/1.0) 約10時間/約14時間
無線LAN IEEE 802.11a/b/g/n/ac
ウェブカメラ フルHD対応(アレイマイク)
OS Windows 8.1 Update Windows 8.1 Pro Update
Office Office Home&Business PremiumプラスOffice 365サービス
カラー シルバー ブルー&カッパー シルバー ブルー&カッパー

 今回試用した上位モデルのメモリー容量は8GBと十分にある(下位モデルのメモリ容量は4GB)。ストレージとしては、256GBのSSDが搭載されている(下位モデルは128GB SSD)。SSDは、2.5インチフォームファクターではなく、薄型軽量化に有利なM.2フォームファクターが採用されている。

 OSは上位モデルがWindows 8.1 Pro Update、下位モデルがWindows 8.1 Updateとなる。また、SSD 128GBの下位モデルのみ、Officeが付属しないモデルが用意されているが、それ以外はすべてOffice Home & Business PremiumとOffice 365サービスが付属する

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