ベリー系の味が特徴の
「burn」はボトル入りエナドリの古株
burnといえば、日本におけるエナドリでは古株的存在。ケミカルな味わいが多いエナドリの中において、ベリー系のフレーバーと赤い色が特徴だ。
burnの缶は250mlだが、こちらは300mlとなっている。それほど量が多いわけではないが、以前缶で発売されていた「burn REFRESH ENERGY」もボトルで販売されているのが注目である(関連記事)。缶の販売は終わってしまったので、REFRESH ENERGYが飲みたい場合は選択肢はボトルのみとなる。
通常のburnはベリー系の味で、burn REFRESH ENERGYは、キウイとアップルの味を再現している(※無果汁)ということで、とても甘酸っぱい。この2種類が選べるのがburnボトルの特徴といえる。成分は同じなので、気分によって飲み分けられるのだ。
150mlのビンに入った
「Monster Energy M3」
“ボトル”とはちょっと違うが、この流れでぜひ紹介したいのが、アサヒ飲料が8月19日から全国で発売している「Monster Energy M3」。なんと、通常よりも量が少ない150mlのビンに入っている。
Monster Energyシリーズの特徴として、一般的なエナドリと比べると、缶のサイズが大きいことが挙げられる。たとえばRed Bullは185ml缶と250ml缶というやや小さめなラインナップだが、モンスターエナジーは縦長の355ml缶。ごくごく飲めるのはいいのだが、朝の一息などにはちょっと多すぎると感じていた人もいたのではないか。
そこを逆手に取ったこのM3は、ワンショットで飲み切ることが可能な量でありながら、355ml缶に匹敵する成分を1本に凝縮しているのが面白い。そのため、味も通常のMonster Energyとは微妙に異なり、やや甘みが強い印象を受けた。「エナドリで気合を入れたいが、お腹がカポカポになるのはどうも」という人にはうれしいだろう。
まとめ:一気に飲みきる必要がないボトルは
新しいエナドリの楽しみ方を与えてくれる
今回見てきたボトル入りエナジードリンクだが、Red Bullとburnは、フタ付きボトルによって「一気に飲みきらなくても大丈夫」ということがメリットになっている。
ジャンク部のようなエナドリジャンキーはいざ知らず、気合を入れたいときに、炭酸で味の個性が強いエナドリをごくごく飲むのはつらいと感じる人も少なくないだろう。そういう人にとっては、一息で飲まなくてもいいボトルは助かるはず。フタで炭酸が抜けるのも防げるため、長い作業中などでも、ちょっとずつ飲むことができるのもポイント。
一方、「量を少なくする」という逆転の発想に出たMonster Energyもおもしろい存在だ。こちらは成分を凝縮して、さっと飲み切ることを目的にしている。容量の多いボトルと発想は違えど、一気に飲むのはきつい……という人の救いになる点では同じといえる。
いろいろな種類のエナドリが出ている昨今、味や香りのみならず、飲み方にもバラエティーが出てくれば、消費者としてはうれしいところ。ボトルが増えてくるのか、また新しい展開が生まれるのか……今後もエナドリ界から目が離せない。
この連載の記事
-
第300回
グルメ
マクドナルド「グラコロ」ビーフデミを選びたい! -
第299回
グルメ
松屋「創業ビーフカレー」100円高くなったが“実質値上げ”ではない -
第298回
グルメ
セブン地域限定「麻辣ロール」想像以上に辛くてヤバイ -
第297回
グルメ
松屋「厚切り豚テキ定食」ニンニク×豚でガッツリ度120% -
第296回
グルメ
セブン「肉盛り!甘辛つゆの肉玉蕎麦」498kcalだからセーフセーフ -
第295回
グルメ
松屋「チゲ牛カルビ焼肉膳」が“ONE TEAM”になれない理由 -
第294回
グルメ
ドクターペッパーのエナドリあるの知ってた? -
第293回
グルメ
セブン「蒙古タンメン中本」オイルが変わった! -
第292回
グルメ
東洋神秘! リアルゴールドのエナドリ飲みやすいです! -
第291回
グルメ
アップル(風味の)新製品コカ・コーラから登場 -
第290回
グルメ
松屋「お肉どっさりグルメセット」どう攻略するかはあなた次第 - この連載の一覧へ