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QlikView単体販売、教育サービスも開始し、ビジネスユーザーのデータ活用支援

富士通、「QlikView」を統合したビッグデータ製品を販売

2014年08月19日 09時00分更新

文● TECH.ASCII.jp

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 富士通は8月14日、同社のビッグデータソリューション「FUJITSU Business Application Operational Data Management & Analytics」に、米クリック・テクノロジーズ(Qlik Technologies)のデータ分析/可視化(BI)ツールである「QlikView」を統合し、販売を開始すると発表した。同時にQlikView単体での販売や、QlikViewの導入や活用を支援する教育サービスの提供も発表している。

QlikViewによる分析結果の表示イメージ(左は売上分析、右はデシル分析)

 Operational Data Management & Analyticsは、ビッグデータの管理基盤(分散ストレージ、並列分散処理など)と、ビジネスユーザーがセルフサービスでデータ加工や分析を行えるビッグデータ分析基盤を組み合わせて提供するソリューション。今回販売を開始したソリューションでは、QlikViewでビジュアライズするためのデータ変換、分析処理までの機能をOperational Data Management & Analyticsに統合し、導入と同時にすぐに利用できる環境として提供される。

 富士通では、QlikViewの直感的に操作できるインタフェースにより、営業部門やマーケティング部門などの現場担当者が自らデータ分析を行い、意思決定に活用することを協力に支援するとしている。

 QlikViewを統合したOperational Data Management & Analyticsの販売価格(税込)は2160万円からで、今年第3四半期に提供を開始する。

 また富士通ではクリック・テクノロジーズとのパートナーシップにより、QlikView単体での販売および教育サービスの提供も開始する。QlikView単体での販売価格はおよそ300万円(サーバーライセンス+クライアントライセンス×5の最小構成、初年度サポート費込)で提供開始済み。また教育サービスは、導入教育が13万6080円から、活用支援が個別見積もり。

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