オシレーターでオシレーターをコントロールしてみよう
次は、オシレーターでオシレーターをコントロールしてみよう。
あれっ? オシレーターって音が鳴るモジュールじゃないのかって? 実はオシレーターは、制御電圧を出すモジュールとしても使えるんだよ。ためしに、こんなふうにつないでみようね。
パワー>オシレーター(1)>オシレーター(2)>スピーカー
オシレーター(1)の波形(はけい)で、オシレーター(2)が制御されてるんだ。オシレーター(1)の波形の形通りに、オシレーター(2)から音が出たり、音の高さがかわっているんだ。
そしてオシレーター(1)の「pitch」を上げると、音の出るタイミングが、どんどん速くなる。
ここでのオシレーター(1)のはたらきを、むずかしい言葉で「低周波発振器(ていしゅうははっしんき)」というんだ。主に、人間の耳にきこえない、低い音を使って、ほかのモジュールをコントロールするやくわりをはたす場合、そうよばれるんだ。えいごでりゃくして「LFO(Low Frequency Oscillator)」とも言うよ。
(次ページでは、「ランダムででたらめな音程を出してみよう」)