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磁石でくっつくブロック式電気回路学習キットとのコラボ

KORG、自分で組み立てられるシンセサイザー「Synth Kit」を発表

2013年11月05日 19時23分更新

文● 行正和義

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littleBitsに新たに追加されるコルグとのコラボモデル「Synth Kit」

 コルグは11月3日、littleBits Electronics Inc製の電気学習キット「littleBits」とのコラボレーションとして電子シンセサイザーキット「Synth Kit」を発表、12月中旬に発売する。

磁石を使ってパーツを組み合わせ、各種の動作を楽しみながら電気回路の学習を行うlittleBits

 littleBitsはスイッチや音/光センサー、LEDやブザー、モーターといった電気部品がブロックになっているキットで、各ブロックに内蔵されている磁石でくっつければ配線不要で簡単な電気回路を自作して楽しめるもの。米インダストリアルデザインを表彰するIDEAアワード(International Design Excellence Awards)も受賞、9月にコルグが輸入代理店となることを発表、11月中の発売開始を予定している。

パーツ数により3種類のキットが販売されているlitteleBits(このほか追加ブロックもある)

 littleBitsはパーツの部品数ごとにいくつか用意されており、単純なスイッチとブザーなど10ピースからなる「Basic Kit」、スライドボリュームやサーボモーターなどを含む14ピースの「Premium Kit」、音センサーなどを含む18ピースの「Delux Kit」が用意される。価格は10ピースの「Basic Kit」で1万1000円。

 新たにコルグがコラボレーションして発売した「Synth Kit」は、鍵盤風のスイッチとスピーカーに加え、アナログシンセサイザーのパーツのセットとなっており、オシレータやシーケンサで作成した音やキーボードで弾いた音に対して各種のフィルターをかけ、エンベロープやディレイで効果をかけるといった電子音楽を楽しむことができる。ミキサーやスプリッタで音の合成や分岐も可能。価格は1万6000円。

「Synth Kit」では、キーボードに加えて多数のボリュームを備えており、生成されたメロディにフィルターやエコー、ディレイなど各種効果をかけることができる

 litteleBitsは同社では11月中、Synth Kitは12月中旬の発売が予定されており、いずれも同社サイトでも購入可能。

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