スマホ連携で仕事効率が大幅アップ!
「LIFEBOOK WS1/M」(LIFEBOOK SH90/M)+「My Cloud」ビジネス活用術 (6/7)
2014年07月24日 11時00分更新
ビジネス利用なら「My Cloudライブラリー」の有料プランを選ぶ
「My Cloudモバイルアクセス」は便利な機能だが、ドキュメントや動画の閲覧機能については非営利目的の個人利用に制限されている。そこでビジネスでの利用には「My Cloudライブラリー」サービスが便利だ。
My Cloudライブラリーにアップロードされたファイルは、ネットに接続されたPCやスマートフォン、タブレットなどから閲覧可能だ。サービスの仕様については以下の表のとおり。無料のベーシックプランではアップロードできるファイルの種類やサイズに制限があるが、有料のプラスプランならこれらの制限が解除/緩和される。仕事で利用するのなら、有料プランに登録しておくといいだろう。
My Cloudライブラリーのサービス仕様 | ||
---|---|---|
種別 | ベーシックプラン | プラスプラン |
容量 | 5GB(無料) | 5GB(391円)、10GB(931円)、20GB(1363円)、100GB(2428円) |
画像、PDF、テキストのアップロード | ○ | ○ |
動画のアップロード | × | ○ |
オフィス文書のアップロード | × | ○ |
ファイル1個あたりのサイズ上限 | 15MB | 500MB |
PCからファイルをアップロードするには、LIFEBOOK WS1/Mにプリインストールされている「My Cloud スタート」アプリを利用する。画面上でファイルを移動させるだけで簡単にアップロードできる。
スマートフォンやタブレットからは、「My Cloudライブラリー」アプリを利用する。ファイルの確認は行なえるが、アップロードに関しては写真と動画のみの対応だ。またクラウド上のファイルをダウンロードして、端末内に保存することもできる。
クラウドを通してLIFEBOOK WS1/Mとモバイル端末を連携することでファイルのやり取りが簡単になるほか、いつでもどこからでもファイルを確認できるようになる。仕事を効率的に進めるためにも、ぜひ積極的に活用していただきたい。
紙の資料はクラウドに保存してスッキリ整理
「My Cloudライブラリー」の活用法としてもうひとつオススメしたいのが、ドキュメントスキャナの定番「ScanSnap」を利用したスキャン文書のクラウド保存だ。
仕事の紙資料をデジタル化するために、ドキュメントスキャナーを活用している人は多いだろう。取り込んだ文書をPDF形式やJPEG形式のファイルに保存すれば物理的な保管場所が不要となる上に、キーワード検索で目的の資料をすぐに見つけることができる。ドキュメントスキャナーは、今や仕事をスムーズに進める上で欠かせないアイテムのひとつだとも言っていい。
ScanSnap用ソフトとして公開されている「My Cloud ライブラリー アップローダー for ScanSnap」をインストールすることで、ScanSnapシリーズで取り込んだ文書を「My Cloudライブラリー」に手早くアップロードすることが可能だ。
操作も簡単で、取り込み完了後に保存先としてMy Cloudライブラリーを選択するだけ(初回のみログイン作業が必要)。PDF形式の文書がアップロードされ、PCやモバイル端末から閲覧したり、仕事のメンバーと共有したりできるようになる。
モバイルタイプのドキュメントスキャナーを利用すれば、外出先からでもMy Cloudへのアップロードが可能だ。取引先でもらった資料を迅速かつ確実に保存したいときや、グループのメンバーとすぐに共有したい場合などに利用するといいだろう。